~不幸中の幸い~


〇はじめに

 勝手に「ソーラー・ストライク」シリーズ第2弾!!

 原題:「MELTDOWN: DAYS OF DESTRUCTION」



〇想起する作品

 「ツイスター」(1996)
 「アルマゲドン2008」(2007)
 「アルマゲドン2009」(2009)
 「HELL」(2011)
 「アルマゲドン2014」(2014)
 「アースフォール」(2015)
 「不能犯」(2018)


〇こんな話

 地球に接近した小惑星の爆破を試みたものの...


 失敗し、隕石は3つに分裂...


 一番大きい欠片が地球をかすめていった...
 

 その影響で地球の軌道が変わり、(太陽に接近したことで)気温が上昇...


 各国、熱中症患者が続出し、山火事に略奪に大混乱...



〇対策

 太陽系というバランスを保とうと、他の太陽系惑星の引力により地球は正常な軌道へといずれ戻るそうな...


 それまで暑さを凌げる場所へ逃れ生き延びること。そうだ、北極へ行こう!


〇不幸中の幸い

 人々が略奪や暴動に奔る終末世界において、正義の味方であり秩序を重んじる警察官(刑事)を主人公に配置している。彼は常日頃から悪に奔る人間を目にしていながら、いや更生してきた人間たちを目にしてきたからこそ性善説を信じている人間である。

 終末世界においてもそれは変わらないのだと“信じたい”男を、見舞われる悪との境界線として機能させ、元カノ今カノ問題...父娘の不和...敵対する前科持ちの娘の彼氏...との葛藤(絶望)と確信(希望)のエピソードを通して、人間の本質(強さと弱さ...善と悪...)を見つめるお話に落とし込んでいるのは面白かった。


 太陽系のバランスと家族の絆の物語の同期はロマンチックではあるが、それにより今カノが蔑ろにされる件はちょっとなぁ~...「ツイスター」(1996)が過ったよ。


〇余談1

 気温上昇という暑苦しさの反面、必然的に女優が脱がなければならなくなっていく構図は素晴らしい。



 ただこの状況下だとむしろ肌を隠した方が良いとなるはずなのだけれどね(小声)。


〇余談2

 「サイレント・ワールド セカンド・アイスエイジ」(2006) の嫌味な上司が同じ役柄で出てるよ。


 あちらは氷漬けで、こちらは丸焦げ。散々だな・・・



〇最後に

 B級映画のヒーロー、キャスパー・ヴァン・ディーンが主人公だよ。


 ではでは・・・


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