サイレント・ワールド セカンド・アイスエイジ (2006)

2020年8月2日日曜日

2006年の作品 ジャンル:SF シリーズ:勝手にサイレント・ワールド 事象現象:寒冷化 事象現象:転極 事象現象:氷河期

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~転極~


〇はじめに

 勝手に「サイレント・ワールド」シリーズ第2弾!!

 原題:「ABSOLUTE ZERO」



〇想起する作品

 「ザ・コア」(2003)
 「エイリアンVS.プレデター」(2004)
 「デイ・アフター・トゥモロー」(2004)
 「デス・フロア」(2017)
 「賭博黙示録カイジ」


〇こんな話

 世界が温暖化ブーム一色に染まる中、とある場所では寒波が到来しているという...


 氷河期の再来は無いとする定説が跋扈する中、とある男は転極により起き得ると力説する...


 呑気に暑さを満喫する現在、遥か昔に古代人は・・・



〇対策

 無し。

 強いて挙げるなら生き残ること。



〇ポールシフト...地磁気の逆転

 南極の調査現場において科学者たちを率いる中間管理職の男は、現場の超個性派集団のみならずデスクでふんぞり返る上司との板挟みに揺れている。こいつが一番可哀そうな奴だった...


 資金繰り(利益)ばかりを優先し軍にも協力を仰ぐ経営者(上司)の下研究を続ける主人公(部下)は、研究の意義はお金では無いと異を唱える一方、お金が無ければ研究を続けられない問題の解決方法を、親友の大学教授とそのゼミ生2人をタダ働きさせ、辞めると言った研究所を勝手に使用する以外に見出せない。


 また彼は科学は常に正しいと豪語するが、実験室に籠りがちで世間と没交渉だそうで、地球(人類)の危機を声高に叫ぶ一方、いったいどこの誰に向け還元されようとする研究なのかがさっぱり不透明。


 そして学生時代の親友と元カノが結婚しており子どもまでいるという、いきなり始まる三角関係に彼の心はもうグッラグラ。且つ見舞われる事態を機に急接近したゼミ生2人のラブストーリーも相まって事態を余所にアッツアツ。


 物理的及び精神的な人間模様(想いのベクトル)の変化を通して、転極(ポールシフト...地磁気の逆転...)という現象を浸透させる試みは面白かった。



〇最後に

 ところでこの現象は何だったんだろう?


 ではでは・・・


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