~人間が自然を壊している~
〇はじめに
勝手に「ソーラー・ストライク」シリーズ始動!〇想起する作品
「トータル・フィアーズ」(2002)
「ネプチューン」(2006)〇こんな話
太陽において頻繁にCME(コロナ質量放出)が発生...
続々と地球に押し寄せるCMEは各国の通信衛星を破壊。通信を遮断された米露両国は冷戦期の様な緊張状態に...
そんな人間側の都合などお構いなしに、また続々とCMEは地球へと来訪し都市機能を麻痺させていく...
いずれ来るCMEはオゾンホールを突き抜け大気中のメタンに引火...
その炎は大気中の酸素を数時間で使い果たし、生物は絶滅(窒息死)の危機に陥るという...
〇対策
CMEの侵入経路である、オゾン層の薄い北極上空へと向け、
眼下にある氷河を20メガトンの核で爆破し、水蒸気(?)を大気圏にまで押し上げ消火する。
結果:皆ハッピー
〇人類の愚かさ
太陽から来訪するCMEが人類を滅ぼし得るというお話ではあるのだが、根底にあるのは地球温暖化ブームと環境破壊の訴えで...
大気中のメタン濃度の増加(温暖化)やオゾンホールといった、人間活動が自然に及ぼしている影響が無ければ...、即ち地球本来のシステムが機能していればここまでの事態には陥らない、とするのが一番に描きたいところ。
またCMEによる被害として想定し得る冷戦期への逆行を描き出すことで、人類が自身の手によって人類を滅ぼし得る核戦争の脅威(緊張状態)を織り交ぜ、人類の愚かさを強調。
その解決への糸口として、個々の融和を以ての両国の一時的な協力と、破壊する(殺す)ための兵器を人類を救うための手段として用いることでの、人類への希望を示すドラマは見応え十二分...でもないかな。
〇最後に
ストップ、温暖化!!
ではでは・・・
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