~演出か?ヤラセか?~
〇はじめに
小林尊出てる(笑)〇想起する作品
「テラスハウス」「スクリーム」(1996)
「グレイヴ・エンカウンターズ2」(2012)
「スケア・キャンペーン」(2016)
「NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム」(2016)
「カメラを止めるな!」(2017)
〇こんな話
こいつらアホ過ぎてどうしようもねぇ・・・〇演出かヤラセか…
前作にて生き埋めにされた5人が生きていたことがまず驚きなのだが、再びお化け屋敷巡りの旅に出かけようとする男どもにさらに驚愕させられ、トラウマを植え付けられ同行を拒否する女性を連れ出そうとする様にはもう呆れ果ててしまう…お化け屋敷巡りの旅が前作同様メインであるが、今作は前回見舞われた事態が事件化したことで一躍脚光を浴びることとなった彼らの人気にあやかろうとするお化け屋敷側からの依頼を受けての旅であることが明示される。お金を頂き紹介及び批評する…いわゆるサクラである。
これにより彼らの旅が体当たりなものではなく、ディスカバリーチャンネルなどでやっている創られたドキュメンタリーに様変わりする。そう見せたいのだとする意思が介在しているだけであり、予期せぬハプニングなど一切無く全てが予定調和であると。
これがラストの曖昧さの部分に掛かってくるわけなのだが、そこに至るまでにここを演出ととり許容できるか、ヤラセととり拒絶してしまうかで面白味が変わってくるんだよね…
そもそも導入の時点で彼らを救いようのない馬鹿であると見てしまって終わる人も多いと思うよ。
この作品のオチというのは、劇中の彼らの行動や青い骸骨たちの所業を鑑みて真に怖いのは人間であるとするのではなく、彼らの顛末を見届けた我々を含めた鑑賞者の存在から…というのが本意なのだろう。
前作がお化け屋敷(驚かせる側)とお客(驚かされる側)という関係性だったのに対し、今作は映像制作者と視聴者という関係性に落とし込もうとしている。
お客の過剰な要求に応えようとするお化け屋敷側のやりすぎ問題が、視聴者が求めるからより過激なものを創り出すのだとする映像制作者(YouTuber等)の暴走問題にすり替わるのである。
〇最後に
余所様に迷惑かけなければなんでもいいよねもう。好きにやってよ。ではでは・・・
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