~サッカーじゃない、フットボールだ!~
〇はじめに
最後決勝がどうとかって話があるけど、この準決勝は成立ってことで良いの?〇想起する作品
「ダイ・ハード」シリーズ「サドン・デス」(1995)
「名探偵コナン 11人目のストライカー」(2012)
「ホワイトハウス・ダウン」(2013)
〇こんな話
イギリスとロシアの対立にアメリカがムスリムの手を借り仲介に入る。・・・でもこれイギリス映画か。どうなんだろ?
〇家族愛
従軍しアメリカという国に尽くしたことで親友を亡くした男。弟の様な存在だった者の死を背負い込み、残された妻子への義理を越えた愛を果たそうとしつつも、彼は度々戦場へと帰っていくという…兄弟で革命軍を指揮し、ロシアからの独立を図るも兄の死によって頓挫し投獄された弟。実はそれが偽装されたものであったことを知り、匿っているイギリスにカチコミをかける。
サッカーはアメリカ人、フットボールはイギリス人。ムスリムへの差別意識や、スタジアムの飯を食ったらトイレに籠るといったイギリスの揺るぎない食への冒涜への怒り…これは単なるジャンクフードの話なのかな? ロシア寒そう、階段っつったら上るもの・・・etc
諸々の民族意識が芽生えさせる大小様々な感情、そして対立を散りばめながら、その中で湧き起こり増大していくそれぞれの大義名分と、それに伴う犠牲の狭間に苦しむ者の国を越えて通ずる葛藤を経て、その原点としてある国境など関係無い実に純粋で、いやそれ故に排他的でもある家族愛へと収束する。
各国の状勢がどうであろうと、愛する者を傷つけるモノが悪であると断罪する何とも潔い作品だった。
〇最後に
ホームアンドアウェー方式の一喜一憂一体化するスタジアムが、裏で繰り広げられるテロリストとの攻防に一役買っているのも見どころか。ではでは・・・
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