~理詰め~


〇はじめに

 これイラクから悪魔を連れて来たってことになるけど、何か時代的な含みがあるの? いや、アメリカが生み出した…ということになるのかな?



〇想起する作品

 「エミリー・ローズ」(2005)
 「ザ・ライト エクソシストの真実」(2011)


〇こんな話

 日本で言う霊界探偵みたいな感じかな…



〇理詰め

 説明のつかない不可解な現象に対し、とりあえず悪魔の仕業にしとこうとごまかしてきた歴史がごまんとあるわけだが、では何故悪魔はそのようなことをするのか?…とくるとわかりませんときたもんだ… 

 理屈では説明できないけれど実際にそれは起こったとして認める。人間の理解の及ばない領域を全て信仰というカタチに昇華する。現象に対し科学的には目を背けたが、宗教的には向き合う…といったお話であるわけで。

 現状、悪魔は絶対にいないと言えないし、いるという確証もまた無い。


 奇妙な事件だろうが凄惨な事件だろうが、刑事としては人と向き合い人の悪意と向き合いその事件の説明をつけなくてはいけなくて、動機及び理屈を詰めなければいけない。この刑事である主人公を“理解”の象徴とし、ではそれが現状その理解の範疇をはるかに超えてしまう事件となったらどう判断すべきなのだろうか…と。

 人間がやったことに変わりはなく説明をつけようと思えばいくらでもつけられるが、説明をつけたくない、理解したいと思わない様な事象はどうだろうか。

 人間の仕業か、悪魔の仕業か…

 人間が悪なのか、悪魔が人間を悪足らしめるのか…

 悪魔の存在を認めるという行為は、人間の悪から目を背けることになるのか、いや人間にこんなことができるはずがないという人間の善を見つめることになるのか…

 人間は元々悪なのか、善なのか…


 神を見出す、悪魔を見出す、信仰によって人間への絶望が希望へと変わるのか…


〇最後に

 エクソシストと陰陽師がタッグを組んで戦う作品誰か作ってくれないかな~。

 ではでは・・・


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