~自分、不器用ですから~


〇はじめに

 時代の違いもあるのだろうか、「ザ・フォッグ」もそうだったのだがジョン・カーペンターの作品のリメイクってオリジナルの良さが全く踏襲されないよね。このハロウィンはこれでロブ・ゾンビの味なのかな。 


〇想起する作品

 「北斗 ある殺人者の回心」


〇こんな話

 殺人鬼マイケル・マイヤーズの誕生秘話。



〇理解

 精神分析やプロファイリングの研究が進んだこともあるのだろう、マイケルの先天的に持つ素質だけでなく、幼少期に晒された環境を丹念に描く事でオリジナルでは全くと言って良いほど語られなかった…垣間見ることすらできなかった殺人鬼マイケル・マイヤーズたらしめるルーツを辿る試みは面白い。

 この誕生秘話が明かされていくことで、オリジナルにおける怖さの本質は損なわれるものの、彼は理解できるモノなのかもしれないとする、マイケルの晒された無理解に対する理解への兆しが生まれてくる。彼に共感や同情を抱くわけだ。寄り添おうと想えてくる。

 その矢先の惨劇。通じ合っていると想われた男ですら他の者たちと同様何の躊躇も無く殺しを堪能する様を観せつける。やはり医師の言うように彼はもう取り返しのつかない絶対に相容れることのできない存在なのだろうか・・

 ・・・とマイケル・マイヤーズのイメージを二転三転させることでの、何1つ変わっていなかった実はどこまでも真っ直ぐだった彼の殺しの動機を浮き彫りにすることでまた見えてくるもの。

 そして晒される無理解…


 う~ん、どうでしょ~…


〇最後に

 一番引っ掛かかったのがマイケルの恰幅の良さよね。

 ・オリジナル


 ・リメイク


 始めから根本的なところでオリジナルとは乖離させているとする意思は描かれているからまぁ良いのかな・・・

 ではでは・・・

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