~動機、息切れ、気つけ~
〇はじめに
これなんで教師役中村獅童にしたんだろ? サイコパスにするにしても古舘寛治がベストで、次点で吹越満が適役だと思うけどなぁ~。ウケ狙いなら木下ほうかもありかな。引き受けてくれんか・・・〇想起する作品
「バトルロワイヤル」「ザ・リング」シリーズ
「人狼ゲーム」シリーズ
「CURE」(1997)
「洗脳」(1998)
「カンパニー・マン」(2002)
「隠された記憶」(2005)
「地球最後の男たち」(2007)
「ハプニング」(2008)
「王様ゲーム」(2011)
「悪の教典」(2012)
「ジョーカーゲーム」(2012)
「神さまの言うとおり」(2014)
「脳漿炸裂ガール」(2015)
「タイム・ループ 7回殺された男」(2016)
「ドロメ」(2016)
「コントロール 洗脳殺人」(2018)
「スレンダーマン 奴を見たら、終わり。」(2018)
「表参道高校合唱部!」
〇こんな話
〇動機
催眠術や心理学が変幻自在で万能なモノとして描かれていることに疑問ばかりが浮かんできてしまうのだが、これ自体に原因や理由を見出すのではなく、これは単なる起点に過ぎないのだと割り切り、それに翻弄され狼狽する者たちの間に広がる、本来有り得なかったはずの事象や現象、また創り出されそして浮かび上がってくる動機を楽しむ............楽しめるかどうか............???本来この催眠術(100個のシグナル)というのは、教師が生徒を縛り付けたいがためのものであり、生徒が解放されたいと願う大人の呪縛であり、といった対立ありきで学校というコミュニティにおける諸問題と関連付けられながれ描かれるものだったのではないか。
この作品は事態に見舞われることになる1クラスのみの描写に終始し、比較対象となるべく他のクラスや学年の生徒、教師の姿さえ描かれない。またそのクラスにおける雰囲気や風景といったものは決して十分とは言えず、内包する問題への取っ掛かりが掴みにくいのが大分しんどい。
その解消として1つ下部という動機の消失(自殺)がキーとなっているのだと思うが、後に明らかとなる追加されたシグナルから彼らの境遇(抱える問題)に還っていないことで逆効果であるし、またそれすらも無下にするラストでもう支離滅裂ワケワカメ。
自殺のバリエーションがウリなのだから、使用される諸々の小道具の紹介を名分に、彼らの日常生活をもう少し掘り下げても良かっただろう。本来の機能とは別に人を殺し得る可能性(恐怖)への繋ぎにもなったはず。
最悪「ファイナル・デスティネーション」風にしても良かったんじゃないかな?
〇最後に
これ系の頂点だと思ってる「隠された記憶」を是非・・・ではでは・・・
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