~だからコングリングって何なんだよ?~


〇はじめに

 「デイ・アフター・トゥモロー」も勝手にシリーズ化来たああああああああああああああああ!!



〇想起する作品

 「スピーシーズ」シリーズ 
 「サイレント・ワールド」(2004)
 「コロニー5」(2013)
 「ジオストーム」(2017)


〇こんな話

 生き残るに相応しいのは、人類か? コングリンクか?



〇正体は隠す必要があったのでは?

 グリーンアイズ(人類)はコングリングの根絶を掲げていて…

 なんちゃら教団(コングリング)はコングリングを捉え儀式を行っていて…

 主人公たち(コングリング)はシャングリラを目指しグリーンアイズとなんちゃら教団から逃げ惑い細々と生き永らえている。


 見え方がどうとか言っているが、主人公目線でグリーンアイズとなんちゃら教団がどのように見えており位置付けていたかという話で、また主人公たちへの先入観を覆されて、さぁ改めて考えてみよう…ってのが根幹でしょ?

 これって主人公たちがコングリングに寄生されていると最初から悟らせてはいけなかったのではないか?

 ミッドナイトサン計画で打ち上げられた衛星からの光線はコングリングのみを死滅させる都合の良いものである必要はなく、むしろ見境なく生物を死滅させてしまうとすれば人類の横暴は際立っただろうし…

 いやそんな都合の良いことばかりではないと、気候変動をもたらしてしまい氷河期へと突入したという話がそれに当たるのだが、これのおかげでその光線を避ける彼らを描かなければいけないという弊害が生まれている。

 その当時は区別がつかないから、という問題があったのだとは思うが、それなら尚のこと主人公たちの正体はひた隠しにする姿勢を貫かなければダメだったよね?

 それに軍隊が補給部隊の襲撃犯をコングリングであると断定してしまっているのも気になる。それだけの脅威としていながら、補給部隊を孤立させているのがさらに気になる…


 コングリング寄生症なるものの脅威が最後まで一切明かされないが、軍事利用云々と謳っているのだからマイナスな症状よりもプラスの症状が先行するし、その先に特殊能力という設定が転がってくれば否が応にも気付いてしまうでしょ。そもそもこの特殊能力設定が全く以て不要…

 人間の支配下から外れる。もしくは異様な存在に侵略されるという物理的な嫌悪感…みたいな感じかな?

 教団の行いも、コングリングの逸れ者をわざわざ危険を冒してまで追いかける必要など一切無いと感じてしまう… 敵対する人類を貪り食うだけで良かったんじゃないか? いやそうなってるのか。

 その世界を生き抜いているモノたちと、その世界に至ってしまった経緯とを併行させて描いている意義をわざわざ無くしてしまっている意味が私にはよくわからかった。


 被害者感情を先行させたことに意義があったのだろうか? 最初から正体を明かしていることでいったい彼らに何の罪があったのかを問わせるカタチを踏むことが。人間に勝手に作り出され、いざ人間に歯向かえばいらないものと排除される。そんな中ただ生きたいだけの彼らの行動を我々はどう受け止められるのか?…と。


〇最後に

 つまらなんだ・・・


 ではでは・・・


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