キューブ:ホワイト (2018)

2020年7月1日水曜日

2018年の作品 ジャンル:サスペンス シリーズ:勝手にCUBE 製作国:イギリス

t f B! P L


~無知、無理解、無関心


〇はじめに

 今でこそ毒性が周知されているが、その昔水銀は薬として使用されていた。



〇想起する作品

 「クリムゾン・リバー2 黙示録の天使たち」(2004) 
 「プレステージ」(2006)
 「実験室KR-13」(2009)
 「バーチャル・ウォーズ」(2016)
 「ヒューマン・ハンター」(2017)
 「ブッシュウィック 武装都市」(2017)


〇こんな話

 EU離脱後の世界を展望することでのブレグジット批判・・・??


〇判断力・決断力

 ホワイトチェンバーに閉じ込められた女性の反応から彼女をどの様に位置づけたか? 当初彼女はどのように映ったか? 彼女の名はルース?


 ナッツ(チョコレートとハンドクリーム)


 手首のタトゥーの意味


 ザカリアン将軍とは?
 (女性を閉じ込めていた彼と、女性に閉じ込められていた彼)


 クライスラー博士とは何者? 彼?...男?


 父と娘、博士と助手、姉と弟、妻と夫...


 変声機を使用した声の主


 香水(気配り? 匂いによる恐怖の軽減?)


 ドラッグと戦争、ドラッグは戦術


 マルスマーキュリーと銀の着色料(遅効性致死性の毒と無害の着色料)


 白い部屋の目的は判断力を奪うこと・・・

 劇中...いつ、どこで、誰が、どのように発した情報をどの様に繋ぎ合わせ、それをどう判断したのか?

 また、発せられなかった情報をどのように知り得ることができたのか、できるのだろうか?

 物事の一面や一部、所属する側から見えてくる真実と、少し枠を広げることで、内と外で情報を比較することで見えてくる真実とでどのような違いがあるだろうか?


 これからイギリスで下される(昨今イギリスで下された)決断の是非はこれから行わていくこととなるだろう...

 この決断と今後の展開を探る術として、同等の条件下でのEUに残留したイギリスとEUを脱退したイギリスの両者を用意しての比較実験は不可能であるし、その経過観察を以ての検証もまた不可能である。そんな中で何かを選択しなけらばならず、また選択していかなければならない。

 何が本当で何が嘘なのか、何が正しく何が間違っているのか、何が望ましく何が望ましくないのかをどうやって見極めていかなければならないのか。


 劇中において、また歴史上、無知・無理解・無関心がもたらしてきたものは何か?

 誰かが囁く耳障りの良い声に流されていいものだろうか?

 その声は本当に自分に寄り添ってくれているが故のものか?


 クライスラー博士はUKLAに屈したのか?

 クライスラー博士が銀の着色料と言って手に取ったのは・・・

 互いに手遅れになる前に・・・


〇最後に

 グッド・ラック・・・グッド・リダンス・・・

 ではでは・・・


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