サイバー・リベンジャー (2016)

2019年12月1日日曜日

2016年の作品 ジャンル:サスペンス

t f B! P L


~私を見つけて~


〇はじめに

 ハリソン・フォードに置き換えても問題ない。というより逆にしっくりくると思う。


〇想起する作品

 「ケープ・フィアー」(1991)
 「ザ・インターネット」(1995)
 「ザ・ファン」(1996)
 「エネミー・オブ・アメリカ」(1998)
 「ファイヤーウォール」(2006) 
 「ダイ・ハード4.0」(2007)
 「パーフェクト・ストレンジャー」(2007)
 「アブノーマル・ウォッチャー」(2015) 
 「ハングマン」(2015)
 「トランスポーター イグニション」(2015)


〇こんな話 

 コーヒーメーカーすら使いこなせない男がクラッカーを懲らしめる!


〇私を探し出して 

 公私共にハイテク機器に囲まれセキュリティ万全な生活を送る時代の最先端を行くカリスマが実は典型的な機会音痴ネット音痴であり、ふと気を許してしまったエンジニアに無警戒に個人情報ダダ漏らしにされるお話。割と盛ったけど・・・


 すごい今さら感が先行するんだよね・・・


 逆に今だからみたいな話もあるんだろうけど・・・


 別段そういった要素が私には見当たらないのよね・・・



この子エミリー・ヴァンキャンプに似てる。


 割とセキュリティに関して無頓着というか脆弱というか、何がどう危険なのか具体的な問題がわからないが故のものもあるが、TwitterなりFacebookなりで隠すどころかむしろ見てほしい見つけてほしいと自分から曝け出すという、割と身の回りの情報を垂れ流しているという事実があったりなかったりする昨今。

 そこら中に溢れている情報の中のイチ個人の情報なんてとある個人にとっては一見何ら価値の無いものだが、またとある個人にとっては…という説得力にクラッカーであるストーカーを持ってきたのはナイスだろう。仮に狙われたのなら芋づる式にどこまでも暴かれてしまう危険性を孕んでいるとする一方で、そこまでして知ろうとしてくれる暴こうとしてくれるという私は誰かにとっては意味のある存在必要とされる存在であるとする承認欲をまた満たしてくれりという、いや実は浪漫でもあるのだとも見えてきたりこなかったり。


 エドという男のストーカー気質は見事だった。偶然見つけた家族の写真で「あっ、この娘かわいいわ」となった直後に現物を舌なめずり。ネット上の軽い付き合いのつもりでの些細な冗談を「あっこいつ俺に気があるわ」と火の玉ストレート。行きつけの店なのかと思いきや、彼女がおり働いているカフェなのかと思いきや、単に好みの女性がおり眺めるためせっせと盗撮に精を出すために通い詰めているだけだったという・・・。気味の悪さとねちっこさが抜群。

 自らを曝け出す事で承認欲を満たすブームの全盛。一旦立ち止まって所々引き締めるのも良いかもしれない。



〇最後に

 プライバシーの話が出てくるけど、他人に気を許すラインが滅茶苦茶繊細になってきてるよね。怖い怖い。

 ではでは・・・

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