~死者の声~
〇はじめに
あの「バイオハザード」の監督だよ!!〇想起する作品
「デッドゾーン」(1983)「エコーズ」(1999)
「オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主」(2013)
「BLEACH」
〇こんな話
霊界探偵事情。〇声
死者(亡霊)の声は選ばれた者にしか聞こえないというところから主人公の使命(感)というところが際立つわけだが、とある事件に対して現実では不可能なアプローチであることを鑑みると、この死者の声とはそのまま歴史(過去)というところ(一番は戦争を意識させたいのだろうか)に通ずるのだと想えてくる。正確には我々の歴史認識とは別のところの。歴史に封殺されてしまった声とでも言おうか。過去に起きた連続殺人事件の模倣犯だとわかって尚捜査は混迷を極めた。それはなぜだったのか。データの保存方法・媒体の違いで目につかなかったことはもちろん、消失していればそもそものところすらわからない。改竄されていたとすれば誤解・誤読だってするだろう。そもそもリアルタイムですら真実の見極めなんてのは難しい。いや逆に現在進行形だからこその難しさもある。死者と生者との区別が一見してつかないというのがそれだ。成長したことで姿形が変わり患者を認識できないなんてのもあった。
ビッグベンにて時間の経過を意識させるシーンがあった。鍵穴に鍵がピタリとハマる画もあった。時の経過につれ薄れる歴史(記憶)と、そもそもその歴史とは因果関係が明示された故に組み上げられたものであるといった示唆であろうか・・・
我々が認識している歴史とはどんなものなのか。歴史とは勝者が語るもので、その者たちが正義として語られるように築き上げられてきたものであると誰かは言う。
大きな声で伝えられる歴史ばかりを妄信し、声なき声に耳を傾けないまま突き進めば人類は一体どこへと辿り着くことになるのだろうか・・・
最後眺めることになるあの風景は一体・・・
〇余談
死者は鏡に映らないってな設定なんだけど・・・ここ映ってるんだよね。消せなかったんかね?
〇最後に
霊界探偵的な話って時折流行るよね。人気が出るというより勝手に作る・・・かな? 何か背景や事情があるのか??ではでは・・・
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