~氷山~
〇はじめに
「フライト・クルー」(2016) もそうだったんだけど、ロシアさんは最近になって王道展開を求め始めてるのか、それとも今までにもあったけれども日本が今になって輸入し始めただけなのかどうなのだろうか…〇想起する作品
「クリムゾン・タイド」(1995)「タイタンズを忘れない」(2000)
「海にかかる霧」(2014)
「アバンダンド 太平洋ディザスター119日」(2015)
「ザ・ブリザード」(2016)
〇こんな話
氷河氷山と追いかけっこ…〇氷山
劇中上映されている「ダイアモンド・アーム」って作品が1つ示唆だったのか、なるほど。まぁよくわかんないんだけど。道なき道を、氷を砕きながら海を進む砕氷船を舞台に、旧体制と新体制…2人の船長の対立とそれを取り巻く乗組員たちのドラマがメイン。
2人の船長の主義や思想が正反対なところが何かしらの暗示だろうが、裏で動く2人の妻の存在もまた片や夫の身を案じ、片や離婚すると意気込んでおり両極端なところがこの作品の面白いところだろう。2人の船長から受けるイメージに対しそれぞれの2人の妻のイメージがどう結びつくのか…そしてどのような顛末を迎えるのか…
主義・思想という到達点は異なれど、2人の信念とするところはどこか似通ったものがあって…というより同じと言って良いのか…氷河に囲まれた状況から脱出できたのは2人の船長の協力があったからで。このどちらかが絶対的に正しいとするのではなく、というのが含みを持つのだろう。乗組員全員が協力したというのももちろんあるわけで。
氷山に立ち向かった者たち、そしてその崩壊を見届け新たなる航海へと向かう者たちにいったい何を見るのだろうか。
〇最後に
船上での生活における月日の経過がイマイチ画からは感じられないのが辛いところかな。ではでは・・・
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