~性善説?~
〇はじめに
無垢・無邪気といった象徴なのだろうが、少女がとにかくうざい。うざいったらウザイ(笑) 全部お前の所為だろうが!!・・・と思ってはいけない。〇想起する作品
「unknown」(2006)〇こんな話
バスが砂漠で立ち往生。目覚めた乗客は皆記憶が無く...〇人間の本質
手錠をかけられており銃を手にしながら目覚めた男。男を抱きかかえており、目の前には死体が転がっている。いったい彼はナニモノで何が起きたのか?何もわからないまま記憶の無いまま砂漠から脱出を試みる5人のパパと1人の娘の姿と、断片的な記憶及び強盗事件と誘拐事件の捜査が併行して描かれ、彼らに一体何が起こったのか?、そして彼らは一体何者なのか?、という謎が解き明かされていく。
一見、理由もわからず襲ってくる怪物が「悪」、迷惑極まりないが純真無垢だろう少女が「善」と見えるのだが、とある場面で怪物たちが人間に噛み付くシーンの後に、少女が沙悟浄パパの手に噛み付くシーンが描かれている。つまり少女は「善」の象徴なのではなく、どちらとも定まっていないモノということになるのだろう。
怪物たちにも大小関係が見て取れ、家族という関係性もまたありそうで。バスの乗客以前に100年前のイギリス兵士たちが砂漠を訪れており、地雷原に基地(武器庫?)の充実具合を見るにおそらく怪物たちと一戦どころか交えていると思われる。となれば先に仕掛けたのは人間たちの方かもしれないし、となると怪物たちも一概に「悪」とは断定できない。
記憶喪失のパパたちの本質もまた「善」(性善説)ということではなく・・・、それ故の地球における彼らの所業ということで・・・
目覚めた当初の状況から見えるモノ、少女の存在もあり一丸となって脱出を試みる姿、強盗犯の正体、誘拐事件の真相、異世界バスツアーの顛末と警察・事件関係者大集合、見ず知らずの5人の男をパパと呼び本当の母を誰?と首を傾げる少女の見た世界...
彼らの本質をいったいどこに見るのか?
・・・人間を見つめるお話に落ち着く。
〇最後に
他にいろいろと含みがあるのかもしれないけれどわからない。ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿