~無駄に複雑~
〇はじめに
「エンド・オブ・トンネル」(2016) で気になった人だけど、最近よく観るようになったね。〇想起する作品
「イレイザー」(1996)「交渉人」(1998)
「タイムクラッシュ 超時空カタストロフ」(1999)
「16ブロック」(2006)
「新感染 ファイナル・エクスプレス」(2016)
〇こんな話
電車で「フライト・ゲーム」。〇もっとシンプルに行こうぜ
毎日毎日繰り返されてきた日常と非日常…。その時々で様々な背景を抱えた人間が乗り合わせる顔を突き合わせる通勤という一時の時間を舞台としたのはおもしろい。見ず知らずの人間であっても一方的にでも顔見知りになってくるとどこか安心感を抱くモノで。だがしかしその人間のことはそれ以外で全くと言って良いほど知らなかったりする。そんな微妙な距離感が持ち味か。謎解き、推理する様は非常に面白いのだが、それを成立させる舞台というか背景が強引過ぎじゃないかい? とりあえず犯人側もFBIもまどろっこしいったらありゃしない。無駄なところに力入れ過ぎ感が拭えない。
証人を殺すために飛行機に蛇を放つ「スネーク・フライト」って作品があったけど犯人側はあれ以上に遠回りしてるよね。最初から列車事故で良かったやん…とは思ってはいけないね。
FBIの方は「16ブロック」(2006) のブルース・ウィリスを見習ってほしいものだよ。今作はリーアム・ニーソンがその立ち位置になるんだけど。
まぁそんな捻じ曲がった構造を受けての主人公の実直さってことなんだろうけど…
〇最後に
イチ乗客に過ぎなかった者たちが…とするラストはちょっとジーンと来たよ。私がプリンだ!!!
ではでは・・・
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