~罪の意識~
〇はじめに
汗まみれだろうが全然歓迎ですよぉ~(´∀`*)ウフフ〇想起する作品
「ギフト」(2000)「ハイテンション」(2003)
「シークレット ウィンドウ」(2004)
「ハサミ男」(2004)
「グッドナイト・マミー」(2014)
〇こんな話
浮気良くない。でも我慢も良くない。〇罪悪感
母がとある事故により焼死したことで精神を病んだとされたアナだったわけだが・・・姉妹揃って母親を愛していたようで、アレックスは母の死後レイチェルはもちろん父親ともうまく行っていないようだが、アナにはどこまでも味方である。しかし事故後入院し家を離れたアナとの対比もあり、アナの捉えている真実とは全く逆の真実を突きつける存在としても機能している。
退院し父の新恋人レイチェルと対面するところからすでにレイチェルという存在に不穏な空気を感じる。実は母の死はこの女によって仕組まれたものではないのかと。そして暴かれるは全てレイチェル犯人説を裏付けるモノばかり。
最初のジョウロというアイテムもすぐに連想するのは水というものであり、火を起こすのではなく消すという行為と結びつく。
ここでおもしろいのが、真相究明をする事でレイチェル犯人説が濃厚となるわけだが、その裏でアナが被害者であるとする意識を強く芽生えさせようとする意図を感じることである。レイチェル犯人説の裏付けに都合の良いものが、そのままレイチェルが被害者であるとするのにも都合が良過ぎるのだ。
そうすると、丁度良くレイチェル犯人説とアナ絶対的被害者説を裏付けるやり取りに必ず関与し隙間を埋めてくれるアレックスという存在が、日常的なやり取りに関してはそこに存在は確認できるが全くと言って良いほど必要の無い存在と成り果てていることに気付く。彼女がいなくてもその間(場)が成立しうる状況ばかりであり、彼女が起点となる場面がアナの行動以外存在しないのである。
ではこのアレックスとは何者なのか、何を象徴するものなのかと・・・
事故後別れたとしてアナという存在にアレックスという対比(姉妹)を配置することで、レイチェルという存在に両端からアプローチさせたかと思えば、実はアナとレイチェルという対立を促しその間を取り持つ存在に成り代わっているという目の向けさせ方はとてもわかりやすくうまかった。アナが抱える闇の片鱗が垣間見られる。
〇余談
やり取りにおけるアレックスの埋め方は妙だった。これ顔が映ってないとかもちゃんと狙ってたのかな?
いやでもこれはどうだろう・・・
鏡に対して同時に映り込んでないからいいのか。
〇最後に
ざっくりとは父親の浮気が原因よね・・・ 妻が病床だからってねぇ~・・・ではでは・・・
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