~トイレ籠城戦~
〇はじめに
どこかで観たことがあるようなシチュエーションばかりで、予想通りいや予想外いやいやどこか的外れという展開がひっきりなしに起こるので面食らってたが…あ~「スーパーナチュラル」その他諸々そういったジャンルを手掛ける監督なのねと納得。詰め合わせ感が凄まじい。〇想起する作品
「サランドラ」シリーズ「クライモリ」シリーズ
「激突!」(1971)
「ロードキラー」(2001)
「-less[レス]」(2003)
〇こんな話
休憩所のトイレで立ち往生。〇トイレ籠城戦
とある休憩所でたった独り取り残されてしまったニコールに巻き起こる謎めいた惨劇の数々。同じく被害者と思われるトレイシーという女性や、パトロールの最中重傷を負った保安官?は一体どこへ消えたのか・・・何十年も前に行方不明になった女性としてトレイシーの名を発見するニコールがいるが、これがラスト行方不明者リストに追加して張り出されることになるニコールを眺める鑑賞者の視点への昇華なのだろうか。
彼らが幻覚や幻はたまた幽霊だったにせよニコールにとっては確かにトレイシーも保安官も存在していた。事後トイレの火災以外は不確かとなり、姿形跡形も無く行方不明となったニコールその他諸々の者たちがいるが、我々は確かに彼らを目撃した。彼らは実在していたのだ。
エンドロールの最中キャンピングカーに乗っていたとあるおかしな一家の秘密が映し出される。ニコールを襲った黄色いトラックの運転手らしき人物が埋められようとしているのだ。
そういえばと想い返す。劇中消えた人物は皆が皆現世に未練があるようでもあった。確かに存在していた彼らを定める事で彼らの想いの数々もまた定められる。
トラックの運転手がなぜ殺されることになったのかはわからないが、この確かな被害者の確かにあった想いという図式がそのまま加害者とされるトラックの運転手にも適用されるという運びなのだろう。
要はトラックの運ちゃんが何かしらの強い想いにより亡霊となって現世を彷徨い人を殺し続けていると・・・
〇最後に
男は立ちションで済ませてしまえるけど、女性は汚くともやはり囲い(トイレという概念?)があった方が良いのかね?ではでは・・・
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