バイバイマン (2017)

2020年5月31日日曜日

2017年の作品 ジャンル:ホラー 製作国:アメリカ

t f B! P L

~バイバイキーン~


〇はじめに

 筧美和子主演で「バインバインマン」撮ってくれ。


〇想起する作品

 「ハリーポッター」
 「フッテージ」(2012)
 「ババドック 暗闇の魔物」(2014)
 「フォービドゥン 呪縛館」(2016)
 「ズンドコベロンチョ」
  ・・・世にも奇妙な物語にて鑑賞。


〇こんな話

 アンパンマンもブルース・リーもびっくり!!



〇考えるな、言うな

 折角の要素が単に呪いの連鎖のしやすさってところにしか効いてないんだよね。ひょんなことでつい知ってしまうという回避困難な巻き込まれやすさ…からの怖いもの見たさ…結局人間の自発的な興味関心ってところが災いするってな話はうまいんだけど。

 言わない、考えない、と思えば思うほど逆に想いは強くなる。気になる木になる。バイバイマンという文字を消すほど近づいてくる描写は見事だし、実際に手を下したのはバイバイマンではなく、恐怖にかられた人間であるといった話はおもしろい。


 いくら恋人といえども親友といえども、普段は意識に登らないが故に口には出さない事でも深層心理では拭えないナニカってのがあるわけで。信用する信頼するって言葉で言うのは簡単だけど、ではいったいどこまで信じられますかと。もしかしたら…

 現実と妄想の区別がつかなくなるってのはこんなところからきてるわけだよね。ジョンに対する猜疑心、サーシャへの独占欲、最後にサーシャを殺してしまう場面も、彼女を守るためとはいえ恋人と親友の命を天秤にかけたが故のもので。親友なら殺しても良いと思ったわけだからね。こういった捉え方は見事だった。



〇以下不満・・・

 最初の除霊?占い?でエリオットはバイバイマンと軽はずみに口にするが、これがもっと幅広く行われていいはず。というよりついついしてしまうはずなんだよ。  

 兄とは仲が良いんでしょ。その娘(姪)とも仲が良い。バイバイマンって知ってる?と軽く口にしてしまうんじゃないかな。引っ越しにおけるパーティにて知人友人の多さを見せ、自他共に認める女たらしであるわけでしょ。エリオットもジョンも。

 身近な人間に話したり質問するってのが一番先にくると思うんだよね。だってリー・ワネルはペラペラと知人友人に話して、その知人友人もまたペチャクチャと話してしまったと観せているわけだからね、わざわざ。

 仮に人と人との係わり方において時代的な隔たりを描こうとしているのなら、直接的なそれを薄れさせている要因としてあるスマホをもっと重要視すべきで、「へ~い尻ぃ~」ぐらいはあってもよかったのではないか。しかし彼らは調べものをするに当たりスマホには目もくれず図書館へと歩みを進める。現代の若者感をわざわざ薄れさせている様にも見える矛盾。


 それに理論武装で理屈垂れる様な輩って、何か調べるときに「よし、図書館行こう!」って思考回路になるかな? いやいや私だったら都合の良い情報をひたすらに求めるからすぐにネット検索だよ。

 何かしら興味をそそる新しい言葉を知ったとしてどうするかを考えてみてほしい。ネットスラングとかで経験ないかな… 知ったかぶりたくて覚えたての言葉を使いたがることってない? 意味もわからず勝手に推測してそれっぽく使おうとすることってない?

  せめて連想ゲームでもあればよかった。日本だったらアンパンマンとかドキンちゃんとかは~ひふ~へほ~。巨乳のビキニギャルがビーチフラッグとかね。

 押すなよ! 絶対に押すなよ!!・・・が今や押してくれのサインだという話なども絡めて、お国柄に文化にその時代の流行をどんどん取り入れられていたらもっともっと面白い作品になったと思う。まぁアチラさんのソレがわからんのだけれどもね。


〇Jenna Kanell




 Lizzy Caplanタイプですね。


 いや誰か別の人に似てるな・・・

 アン・ハサウェイ? 

 化粧っ気の問題かな。


〇最後に

 例えルームシェアだとしても家広いな。何も無くても怖いわ・・・

 ではでは・・・


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