ルイスと不思議の時計 (2018)

2020年1月31日金曜日

2018年の作品 ジャンル:ファンタジー ジャンル:ホラー 製作国:アメリカ

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~言葉は魔法~


〇はじめに

 これなら「グースバンプス モンスターと秘密の書」の方が… いや「ハリー・ポッター」か… この映画を観て僕にも私にもと夢や希望が抱けるかよね。個人的にはもう少しコメディに振り切れてほしかったなぁ~。



〇想起する作品

 「ハリー・ポッター」
 「ルパン三世 カリオストロの城」(1979)
 「魔法使いの弟子」(2010)
 「セブンス・サン 魔法使いの弟子」(2014)
 「グースバンプス モンスターと秘密の書」(2015)
 「BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(2016) 
 「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」(2016)


〇こんな話

 あっれれ~、おっかしいぞぉ~(すっとぼけ)



〇言葉が魔術を創り出す

 この世界(原作)というのは元々言葉(文字)によって紡ぎ出されるモノであり、その想像力(創造力)は個々の子どもたちに委ねられその可能性は無限に広がっている。そしてそれが作中の魔法(魔術?)の力というところに通じている。しかし小説という媒体には、そもそもの単語の意味、その言葉が指すモノや表すモノ、品詞や活用がわからなければその道は閉ざされてしまうといった一面もある。

 それに対し映画というのは映像化されたもの自体が第一情報となり、言葉がわからなくとも世界の枠組み(イメージ)はすぐに構築できる。一方でそのイメージは一様に固定化されてしまいがちであるわけだが、あらゆる言葉を以て言い回しを以て形容していくことで、映像と言葉とでの照らし合わせを行わせ、さらにはその正誤の判定及び意味合いの変化を付加することで、良くも悪くもそれぞれに実感を伴った言葉のシャワーを浴びることができるよう気が遣われているように感じた。


 ただなんかテンポが良くないのよね…

 「キャビン・フィーバー」なんか典型で、小出しな前フリに対しそれをチクチク覆していくいやらしさが私は好きなんだけど、今作はそれが笑いの方に効いてこないというかさ…う~む。



〇最後に

 子どもたちが夢を見られたのらそれでいいんだけどさ・・・


 ではでは・・・


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