エンド・オブ・カリフォルニア (2019)

2020年1月13日月曜日

2019年の作品 ジャンル:SF 事象現象:地震 製作国:アメリカ 舞台:サンアンドレアス断層

t f B! P L



~力の使いよう~


〇はじめに

 マグニチュード12で地球が割れるほどのエネルギー相当なのに、この映画は初っ端から・・・


 これでロサンゼルスだけの被害ってんだからふざけた映画だよ。


〇想起する作品

 「カリフォルニア・ダウン」(2015)
 「カリフォルニア・ディストラクション」(2015)
 「2020」(2017)


〇こんな話

 地震を地震砲で喰いとめる!!



〇地震砲に関する見解

 人を殺す兵器か? 人を守る道具か?
 
 地震砲を人工地震を創り出し人を殺すための兵器としてしか見られない国防総省と、地震を喰い止めるための人の命を守るための道具として扱おうとする主人公サイド。

 日本でも自衛隊が救助活動に当たることに関してザワザワすることがあるけど、娘が軍人で救助活動に当たっているということを踏まえると、手にした力の使いようというのがこの作品のテーマの根幹にあるのだと思う。梯子(脚立)は昇り降りだけでなく渡ることにも使えるといった件もあるし。


 ただなんだろうね...、軍人である娘が目の前にある1つの命をひたすらに守ろうとするのに対し、その両親は目の前で失われていく命を容赦なく見捨てていくのよね。まぁ身内には優しく、死に際に捨て台詞はちゃんと吐かせてあげるし悲しんであげるんだけど。 

 これもまたそれぞれの立場における見解の相違として描き出そうとしているのかもしれないけれど、こういった作品にありがちな口より手や足を動かしなさいよっていうまどろっこしさが常に付き纏うから結構しんどいのよね。



〇最後に

 まぁ好きな人だけ観ればいいよ。


 ではでは・・・

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