~安全圏確保~
〇はじめに
固定電話のこの感じ久しく忘れてたわ。〇こんな話
イタ電やばい。ここまで来るとイタイ電話だけどね。〇安全圏確保
シッターを引き受けるに当たり、まず子供の存在を確認するべきでは?もしかしたら子供なんていないのではないかとする疑念が中々晴れなかったよ。それに主人公が対象なのか、それともその家の誰かが対象で主人公は巻き込まれたカタチなのかという判別が難しくなるからね。それも狙いだったのかな?
怖いな~怖いな~と思うとまず安全確保を最優先にするのはよくわかる。捜索及び安全圏を広げることよりも、狭くとも確実に安全な場所を構築し最悪、いや最高自らを守れる領域に閉じこもる。
ヤられる前にヤれると自覚できる間合いの確保に奔走し、相手よりも制空圏を広げるためにリーチの長い武器を持つ彼女の姿からは、他人のホーム(家)であり、自身にとってはアウェイという深刻な状況が伺える。
そんなシチュエーションの打開策として一役買っているのが照明。自分から見える範囲を広げ、対象がどこにいるのかを把握するのに超絶有効な代物。しかしそれは自身の居場所を教える事と同義でもあることを、センサー型ライトによって見えない敵の存在を匂わせることで魅せていったのは見事だった。
そしてメインとなる電話。距離が離れた相手とも繋がれる手段。顔を突き合わせることなく、声や息遣いによって他者の存在を感じ取れ、また自身の存在を他者に感じ取ってもらえるモノ。知人や親族、警察との電話越しの繋がりに対し、相手がどこの誰かわからないだけで全く正反対な感情を誘発する...
そんなフラストレーションを抱えた末の、今まで見えなかったのが嘘かの様な実体のある犯人との邂逅...
はっきりと目に見える顔の傷跡が、主人公に目に見えない傷跡を刻み込む...
犯人許せねえよ、おい。
〇最後に
家電が無いというか、掛けてくる人がいないというか・・・ 時代だな・・・ うん、時代時代・・・ではでは・・・
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