~捨てる神あれば拾う神あり~
〇はじめに
途中、学校における生徒たちの描き方で「ヴァイラル」(2016) がチラつくな~と思ったら、脚本家一緒だったわ。女の子が好きな男の子に向ける視線とか諸々…〇想起する作品
「時をかける少女」「ファイナル・デスティネーション」シリーズ
「ジュマンジ」(1995)
「ルール3」(2002)
「ヴァイラル」(2016)
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(2017)
あと週刊ストーリーランドでこんなんあった記憶がある。
〇こんな話
願いを7つ叶えてやる。〇夢…欲…
ティーンエイジャーにありがち、いやいつになっても尽きないだろうついついつい欲に飢えてしまう人間の描き方は良かったと思う。ノーリスクで夢が叶う事の弊害。ありがたみといったものはもちろんあるのだろうが、何より夢を叶える目標を達成しようとする過程で見えてくる景色を素っ飛ばす事が一番に大きな問題なのよね。
確かにその時点ではそれが最善であると感じたことでも、いざ夢の実現へと向かう上で、そして近づいてみる上で全く異なる景色が広がってきたりする。
マルチバース論が唐突に顔を出すが、これってのも今という状態がどういった過程によって成立し得ているのかってな話への展望なのだろう。
もしかしたら全く異なるカタチで存在していたかもしれないが、その状態が成立し得るにはまた違った過程があったはずなのだ。つまり今ある価値観のまま、その願った状態は成立し得ないということ。
夢ってのはいつまでもどこまでも夢なんだ。
仮に叶ったとしたらそれはもう夢ではなく、また別のカタチの夢が顔を覗かせる。
叶うから夢、いや叶わないから夢・・・
良く言えば飽くなき探究心…悪く言えば満たされることの無い欲求…
一長一短、いや紙一重の人間の業というものが明確に描かれているのではなかろうか。
〇最後に
「死霊館」(2013)で気になった子だけど、順調な様で・・・ではでは・・・
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