ザ・メッセージ 地球侵略 (2014)

2020年6月26日金曜日

2014年の作品 SF:接近遭遇 ジャンル:SF 製作国:アメリカ 病変:スマホゾンビ

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~DEVICE~


〇はじめに

 原題「THE DEVICE」・・・

 空前のスマホブームに待ったをかける作品として観れば・・・



〇想起する作品

 「リヴァイアサンX 深海からの襲来」(2016)
  ・・・作品の雰囲気はこれが近い 
 「セル」(2016)
  ・・・言わんとしていることはおそらくこれが近い


〇こんな話

 それでは、今あなたが手にしているスマホを、


 この黒い球に置き換えてみましょう。


〇DEVICE

 もしスマホというDEVICE(機器)を、一見何の変哲もない黒い球に置き換えてみたらどうなるだろうか。そしてもしその黒い球が宇宙人のDEVICE(計画)のためのDEVICE(手段)として用いられているものだとしたら・・・


 最初に姉(妹)を待っているときに横でスマホをイジイジしてる夫(婚約者)が映し出されている。


 折角の休日にも仕事だからとイジイジいじいじ・・・


 しかし黒い球を持ち帰ってからはひたすらに黒い球をイジイジしている画に変わっている。

 夫はこの黒い球を「何かはわからないけれど害は無い」と表現する...

 比較対象が少なすぎるので取っ付きにくいのだが、言わんとしていることは「セル」(2016)と同じようなスマホ依存やスマホゾンビへの警鐘なのだろう。

 例えば、夫が手にしている物がスマホから黒い球へと変化したことで何か変わったか? あるいは妻の電話している画と夫の黒い球への独り言とで何か違いがあったか? といったところでスマホという媒体と黒い球が通ずるか。スマホ依存及びスマホゾンビと夫(婚約者)の行いが通ずるか。これが肝だと思う。


 もう少しブラックジョークがあっても良かったと思う。割と真面目な感じが出ちゃってるからそこが残念。


 例えばね、電話って傍から見たら独り言でしょ。それをネタにした笑い話やホラー話ってあるじゃない。自分と喋っていると思ったら電話だったとか。電話で話しているのになんか違うところから返事が返ってくるとか。電話繋がってないのにずっと独り言言ってたとか・・・

 そういったネタを盛り込んでくれるともっと取っ付きやすくなるのよ。


〇余談

 最初これ光る泥団子かと思ったわ。


 しかもこれ完全な球体じゃないっていうね・・・ 何かしら狙ってるの??


〇最後に

 勝手に勘繰ったんだけど製作者の本意はどうなんだろうね?


 ではでは・・・


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