~宇宙は厳しい~
〇はじめに
これドラマを再構成したものなのか、映画を細分化したものなのかようわからんな・・・とりあえずYouTubeで公開されてる。
〇想起する作品
「インターステラー」(2014)「オデッセイ」(2015)
「プラネット・オブ・ロボット」(2015)
「マーズ・コンタクト」(2018)
〇こんな話
地球から遥か彼方、深宇宙でサバイバル。〇宇宙は厳しい
本来1万年かかる旅を数か月に短縮する地球と深宇宙とを結ぶ輸送システムターミナルなるものが、移動型の船そのものなのか、エンジンといった装置(部品?)なのか、はたまた空間転移を可能とする固定型のゲート的なものなのか、といった実態がよくわからないから、劇中巻き起こる事態の深刻度がイマイチ見えてこない...何をやってるのかがそもそもわからないのもあるんだけど...
これは船自体だなきっと、と思った矢先に、
ターミナルを動かぬ点として定義し、地球と線で結んで解説し始める...
よく見れば宇宙ステーションの様相だからつまり固定型なのだろう。ということはおそらくゲート型であり、往来も可能としていることからも、地球にも同じ型が存在すると考えられる。
では、地球と深宇宙のターミナルはどの様に結ばれたのだろうか? 深宇宙のターミナルはどの様に建設されたのだろうか?
深宇宙のシークという星における種の大量絶滅を、ターミナル建設のための機材をターミナルを使用して輸送したことでのエネルギー干渉としている。
どういうことだ?
地球のターミナルと深宇宙のターミナルがすでに結ばれている状態で、深宇宙に建設予定のターミナルの機材を輸送したということになる...
深宇宙で建設されるターミナルの機材を輸送した、そのすでにある深宇宙のターミナルはどのようにして建設されたのだ?
いや、ターミナルは本来送るだけの装置で、地球で製作されたターミナルから深宇宙へと一方通行で機材をボコスカ送っていたのかもしれない。その後同型のターミナルが深宇宙にて建設され、地球ターミナルと深宇宙ターミナルが結ばれたということ・・・か?
いやいや、ターミナルが壊れていたら地球からの荷物を受け取れないとしている。つまり一方通行でもない。
では、地球で建設したターミナルと同型のものがたまたま深宇宙に存在しており、たまたまリンクができたのか?
そうするとリンクが出来上がった時点で、深宇宙において人類と同等以上の生命体の存在が示唆されていることになり、劇中の調査隊との言動と齟齬が生じる。
ではでは、本来の1万年かかる旅を経て深宇宙に辿り着き、1万年以上に及ぶターミナル建設計画があったとするのが妥当か?
いや明らかにターミナルの機材をターミナルで輸送したと明言している・・・
舞台設定というか世界設定がハチャメチャじゃないかコレ・・・
あ~でも「ターミナルを移動させてカプセルを通過させましょう」とも言ってるのか。
う~ん、わからん・・・
取り敢えず地球との唯一の繋がりであるターミナルの損壊により、深宇宙で孤立無援の状態になったと理解できればいいのか。その中でまた孤立無援の者がでてきて・・・
未知の世界において、仮定や想定といった話が捏ね繰り回され、随所に無意識な思い込み(地球では当たり前なこと)の様なモノが散りばめられている。
これらを加味し、人類を起点とした宇宙への影響の過小評価及び過大評価の検証...詰まる所の人類という存在の再定義...へと繋がるだろうか?
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