~オカルトへ移行~
〇はじめに
あれ?なんかオーソドックスなホラーになっちゃったな・・・あれ、ケイト・マーラだ。
〇想起する作品
「ファイナル・デスティネーション」シリーズ・・・特に3かな。2も若干。
「ラストサマー」シリーズ
・・・2から3への意味不明な移行がそっくり。
「ラブリーボーン」(2009)
〇こんな話
ブラッディ・メアリー伝説。〇オカルトへ移行しちゃった・・・
事の発端は漢が性欲を抑えきれなかったからで・・・
その辺りの目線としての描き方はおもしろかったと思うけど・・・
当のメアリーって子がどうだったかってことよね・・・
まぁいいや。
今回の都市伝説の描き方は1作目よりになるのかな。本当のところはどうなの?と。なぜそのような現象が起きるようになったのか?と。負のイメージばかりが伝えられているが、彼女はなぜ人を襲っているのかという理由の部分。実はこんな真相がありましてん・・・というところを楽しむのだろうが・・・
え~っとこれってホラーのド定番ですよね・・・。しかも原因となるところが最初に描かれてしまっているわけで。あとはその原因となった人間が誰なのかってところが問題となってくるわけだが。ここに何かしらギャップがあったかっていうとそこまででもない。
ウィリー(Willy)という青年が事の発端なわけだが、その事件の直後にビル(Bill)という名前が映し出される。しかもひたすらに。お父さん(パパ)と呼ばずにビルという呼称を用いる息子も観せられたら・・・。役職や方針を示しながらも、娘たちに舌なめずりするような目線を送っているのも観せたわけだから疑う人物は限られてしまうだろう。
ただこれは謎解きというかサスペンス要素というかうまかった部類の話でして。何より問題はだ・・・、オカルトになってしまったことにあるだろう。原因が殺人鬼ではなく幽霊になってしまった。そもそもは人間なんだけど・・・。
これによりシリーズとしては少し異色な位置づけになっているし、一気にちゃちになったというか手抜き感を覚える。それが許容範囲かどうかがこの作品の評価の分かれ目だろう。「ラストサマー」を3まで観たときと同じ感想を持つのではないだろうか。そして「ラストサマー」を耐えられたならこのシリーズも大丈夫。
〇最後に
次からは勝手に「ルール」シリーズ始動???ではでは・・・
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