去年の冬、きみと別れ (2018)

2020年4月22日水曜日

2018年の作品 ジャンル:サスペンス 製作国:日本

t f B! P L



~見映えがなぁ~


〇はじめに

 サスペンスの組み立てとしてはうまいとは思うんだけど、それを成立させ得るキーパーソンとして山本美月が万能型過ぎるのよね・・・



〇想起する作品

 「MOZU」
 「昼顔」
 「パーフェクト・ストレンジャー」(2007)
 「ミュージアム」(2016)


〇こんな話

 俺、山本美月と結婚するんだ!



〇見映え代わり映え

 決して真実を追求する事が目的ではなくただ遊び散らかしたいだけのスクープ競争が過激化する週刊誌を1つ題材とし、事実の順序を入れ替えたり、とある部分だけを切り取ってみたりすることで、そこから見えてくる真実がガラリと変わるのだとする作品の構成は何か含みを持つのだろう。


 耶雲恭介と木原坂雄大の見え方の変化及び逆転を主として、その周辺人物の様相が変化していくのが面白味なのだろうが・・・

 この肝心の役者たちの見映えが、ほぼ全くと言って良いほど代わり映えしないのが難儀である。

 主演の岩田剛典は前半で構築したイメージからのギャップではなく、一見でそもそも彼だと認識できないことが多々ある。

 斎藤工のイメージは他作品と比べてもこの作品内でも終始一辺倒。

 山本美月は婚約者としてモデルとして協力者としての三変化を繰り出すわけだが、やたら可愛いのは置いておいてそれぞれに違いを見出せない。特にこの彼女の代わり映えの無さが致命的に感じる。それでいて超重要な役割を担っているから尚更である。最後彼女に叫ばせたのが1つそれの解消なのだろうが少々安易。



〇最後に

 う~む・・・丁寧だとは思うけどね・・・どうだろうね・・・

 ではでは・・・

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