~君臨者よ!~


〇はじめに

 最初の一護が母と2人で雨の中を歩いているシーン...


 対面から車が来ているのに我が子を引き寄せもせず道路側をそのまま歩かせている描写はいただけない。母が一護を想う母性に全く繋がらなくなってしまうのよ・・・ 

 ここは後ろから車が来たことにするとか、抱き寄せたにも関わらず跳ねた水で濡れてしまった…とかにしないとね。ガードレールがあるだけでも全然見え方が変わってくるんだけどな。

 こういうところはしっかり描いてほしいな。一護目線での話ではもちろんあるのだが、母親目線での話でもあるわけだからね。

 誰も気にならなかったのとかと思うと残念だったな。


〇こんな話

 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ!



〇BLEACHの魅力はこんなもんじゃない

 「いぬやしき」は見そびれてしまって、「アイアムアヒーロー」に「デスノート」は別ジャンルだったから特に何も感じなかったんだけど、この監督実は「GANTZ」から何も変わってないんじゃないか・・・悪い意味で・・・


 アクションのスピード感はさすがだとは思うんだけど、BLEACHってどっちかというとそのアクションの過程というより、邂逅(対峙)とその決着とってな瞬間的な間の方が見どころだったりするんだよね。一瞬何が起こったかわからない感じ…理解が後から追いついてくる感じ…っていうのかな。絶対的な実力差を感じさせる生と死が一転する一瞬の境界線…といったインパクトが半端ないのよ。感覚的なものだから伝え難いんだけど。

 それに…、ルキア救出までの件は多分長期的な目で構成が練られていたのだとは思うが、このBLEACHってのが注目され始めたのって、というよりネットが普及してイジられ始めたと言った方が良いのか、その頃のこの作品って、瞬間的なセンスというか閃きみたいなので持ってたのよね…。いやそれこそがウリで堪らなく週刊という環境と合ってたんだけどさ。


 何が言いたいかって、BLEACHファンってそっちのイメージの方が強いんじゃないかな…と。それを期待している面が大きかったんじゃないかな…と。かく言う私がその1人で…

 そんなところをどう実写化してくるんだろうと期待していただけに、特に何もなく無難に済ませた感じが…いや一切触れることなくスルーされたのが何とも期待外れだった。続編があるなら何かしら変化を期待したい。


 あと、砕蜂役は広瀬すずで何卒何卒・・・

 広瀬すずにあの装束を着せたい! どうか着てください!!


〇MIYAVI

 ビジュアルは良いんだけど、佇まいや表情筋が主張し過ぎなのがなぁ~


  朽木白哉ってあの周りがワチャワチャやってる中で一切感情の起伏が無い(というか見えない…いや見せない)のが恐ろしいところだったのよね。冷静沈着というか冷淡冷酷というか。それがとある時を境にデレる(と感じられる)のがまた味でさ。

 この人って激しい系で売ってる人だよね。「不屈の男 アンブロークン」なんかが典型例だろうけど。ちょ~っと合わなかったかなぁ~。

 千本桜のCGはまだ厳しいんでないかい? どうする??


〇最後に

 せめて詠唱破棄は入れるべきだったよなぁ~。縛道の一はあったけど、物語の展開上仕方なくって感じだったのは残念だったよ。

 まずい、最後まで愚痴っぽく…  原作読んでみてほしいな。還ってほしいな。こんなもんじゃないから、BLEACHの魅力は。

 あ~そうそう、仮に続編が製作できたとして、真野恵里菜は続投できるんですか? 岳ちゃんを頼みますよ!!!!

 ではでは・・・

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