~「セブン」風味「ソウ」添え風~
〇はじめに
もちろん「セブン」とは何の関係も無い。
原題「PASSED THE DOOR OF DARKNESS」
〇想起する作品
「セブン」(1995)
「スライド」(2004)
「ソウ」(2004)
「THE3E 影なき爆弾魔」(2006)
相棒のベテラン刑事の死という将来的な結果を見せられ始まる連続殺人事件の真相へのアプローチ。折り合いが悪く衝突の絶えない正反対で互いに意味深な行動や仕草が満載なベテラン新米コンビ。事件に巻き込まれた相棒(ベテラン刑事)の娘との最悪な出会いからの...。犯人像に犯人のシルエット。
「殺人の告白」(2012)
「22年目の告白 私が殺人犯です」(2017)
「22年目の告白 私が殺人犯です」(2017)
「エスケイプ・ゲーム」(2019)
自ら手を下すのではなく、対象と親しい間柄にある者が死のトリガーを引くように、またその死に様を目撃するように巧妙な仕掛けが施され行われていく残忍な連続殺人事件に、ベテラン刑事と新米刑事が立ち向かう...
相棒のベテラン刑事の死という将来的な結果を見せられ始まる連続殺人事件の真相へのアプローチ。折り合いが悪く衝突の絶えない正反対で互いに意味深な行動や仕草が満載なベテラン新米コンビ。事件に巻き込まれた相棒(ベテラン刑事)の娘との最悪な出会いからの...。犯人像に犯人のシルエット。
事件はもちろんコンビ仲男女仲と何かしらの事の起こりに関し、とあるイメージを抱かせてからファーストインプレッションを植え付けてからそれらの事象にアプローチさせる演出が徹底されている。
1つの真実への道筋を形成させた上で新たな真実を見出させる、正反対に見えてのその実の共通項を、また行く行く反転して魅せる展開が見どころなのだろう。・・・か?。二転三転する構造は全体を通してみたら確かにバランスが取れていると思えなくもない。
しかし、本来あまり意識に登らせずにすんなり浸透させるべきそれぞれのキャラとその立ち位置(関係性)を定める工程、人物紹介の意味合いが強い導入部分において、とある人物の言動がいきなり乱高下するのと、とある人物がその場にそぐわないにも関わらず如何にも意味ありげな行動をとるのと、その後もコンビ間で仲違いが絶えないので、主人公(ら)に対し一切の同期がないまま敬遠から入ってしまうのと、物語に対し端から身構え肩肘張ってしまうため、その転回する構造がうまく機能しているとは言い難い。
もう少し吸引力のある魅力のある何よりも人間味を感じるキャラクターを創り上げられなかったか・・・
〇最後に
いろんな意味で騙されたい方向けです。
ではでは・・・
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