~なぜ人は憎しみあってしまうのか?~
〇はじめに
勝手に「ファイナル・デッド~」なんじゃああああああああ!!
ただ...、冒頭においてパンダモニアムなるモノとその関連(周辺)のお話が割と丁寧に説明されているのと、彼らの末路まではっきりと描き出してしまっているので、舞台を同じくして現在時間において見舞われる惨劇に何ら疑問を抱くことがなく、フラグという期待よりもだろうねという落胆の方が大きい。
嘘をつき秘密を抱えた上に成立している良好な関係が崩壊していく様を以ての「いつの世も人間は~」「皆誰しもが~」「人はなぜ憎しみあってしまうのか?」「憎悪の連鎖は断ち切れないのか?」といったお話なのであろうが、如何にお馬鹿ホラーと言えどもう少し引きだったり惹かれる魅力が残されていないとしんどいよ。
ではでは・・・
〇想起する作品
〇憎悪の連鎖
1927年トルコのメアンドロス渓谷でパン(パーン?)神殿の中心部だったと思しき場所を発掘。そこには神々たちが自由に歩き回り美しい妖精が誘惑して周り悪魔たちが娯楽で愚か者たちを拷問しながら徘徊していたという、また世の中の幻想や悪夢を映す魔法の池があるという悪魔の巣窟(パンダモニアム)における何らかの儀式の方法が記されていた... 生き残った独りもゲームを誰にも見つからない場所に隠した後自殺。偉大な発見とゲームは永遠に封印されたはずだった...
時は流れ現在、陽キャたちがメイン州ビーコンズ島を訪れる... 何か見つけたうぇ~い
勝手に便乗タイトル「ファイナル・デッド~」ではあるものの、冒頭で「化け物に~」と言っておきながら、見えない力や見えないナニカが襲い来るという展開はほぼ皆無。
不穏な因子を孕んでいると見せつつも、一見仲睦まじげなグループが悪魔の囁きによって大なり小なり抱えていた秘密が真偽はともかく暴かれ、不満を爆発・暴走させ血みどろの殺し合いへと発展していく様が見どころだろう。・・・か?
追及するべき謎も特に残されておらず、新たに事実が判明していくこともまた無いため、彼らの内輪揉めだけを楽しむ他ならず少々う~ん大分退屈。
〇最後に
ファイナルってかエンドレスだよね、いやオルウェイズか・・・ではでは・・・
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