~炎の息遣い~
〇はじめに
火事にはもちろん立ち向かうのだけれど、放火魔(爆弾魔)との攻防がメインで、アクションというよりサスペンス色が強い。
〇想起する作品
「スピード」(1994)
「不能犯」(2018)
「ゴンゾウ 伝説の刑事」
「ゴンゾウ 伝説の刑事」
〇こんな話
放火魔(爆弾魔)VS消防士。〇炎の呼吸
とある火災現場で違和感を覚えた消防士のサンウは、次から次へとだったか?今までのも含めてなのか?出動要請を受け駆けつけた現場が何者かによって仕組まれたモノではないかと疑念を抱き、現場を見守る野次馬の中に爆発と呼応する行動を魅せる男を目撃したことで、それは確信に変わるのだった... 酸素が人間の生命維持に欠かせないのと同様、燃焼にも酸素が必要不可欠で。
炎自体はもちろんなのだが、ガスや煙に蒸気、火災に至るまで爆発が引き起こるまでにおいても、人間の呼吸と結び付ける様な演出が徹底されており、人間が呼吸するが如くまるで人間の意志が宿ったが如く描かれる火災とそれに伴う現象が末恐ろしい。
放火魔(爆弾魔)が抱える闇の投影によって命を宿した火災という現象、そしてその火災と対峙することになる治療費を自己負担しなければならないという不遇の消防士たちの漢の物語は、それはそれは熱すぎる一方でかなりダークで重々しいモノだった。
〇最後に
これは人間の悪意により引き起こされた火事ではあるけど、火の元には気を付けましょう。 ではでは・・・
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