~表裏一体~


〇はじめに

 原題:「EARTH'S FINAL HOURS」

 「プリズン・ブレイク」のティーバッグが主役だよ。



〇想起する作品

 「ザ・コア」(2003)
 「ターミネーター3」(2003)
 「滅亡の黙示録」(2008)
 「アルマゲドン2009」(2009)
 「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」(2014)


〇こんな話

 ホワイトホール(の爆発)より放出されたナニカが...


 地球へと飛来...


 デカパイ姉ちゃんと野外でしこたま計器を設置していた男を貫通し、


 地球もまた貫通していった...


 その後穴の入り口から上空へと紫色のサテライトキャノンが発射され...


 オーロラが空を覆い...


 また穴の出口(オーストラリア)上空でオーロラが形成されると共に、


 入口上空を覆ったオーロラから、貫通した穴へと向け青(緑)色のサテライトキャノンが発射...


 オーロラは地球全体へ広がり...


 地球を周回する衛星が次々と破壊されていった...


 また太陽フレアだか太陽放射だかが刃となって人々を襲い始めた...



〇対策1

 高密度の天体が貫通したことで地球の自転が止まり、お馴染み地磁気が消失。太陽に対して無防備に...

 しかし自転が止まることが幸いし、地球の半分が焼け、半分が凍るものの、居住可能な地域が残るという...


 その上空に衛星で人工磁気シールドを張り避難だ! もちろん一部の人間だけね!! 権力者とお金持ちだけ!!!


 結果:衛星のコントロールを対策2に奪われ失敗



〇対策2

 貫通した穴の両側から地球内部にエネルギーを送り込み心臓マッサージだ!


 止まった心臓を


 止まった自転を再開させるんだ!!



 結果:地磁気も再生され、人類全員が救われた



〇表裏一体

 数々の真実の隠蔽に関わってきた政府職員(スパイ?)の父親と、極秘情報に容易にアクセスでき且つ公表できる万能ハッカー(クラッカー?)の息子との確執に始まり見えてくる、


 「善意」と「法律違反」...


 「隠蔽(機密)」と「公表(流出)」...「電子媒体」と「紙媒体」...


 「全体」と「一部」...「国民」と「政府」...「一般市民」と「特権階級」...


 「最先端の技術(新式)」と「時代遅れの技術(旧式)」...「(?)」と「フロッピー」...


 といった、一見相反する相容れない事象の数々...

 これらの事象を、高密度天体が地球を貫通したこと、それに伴い反対に位置する「アメリカのどこか」と「オーストラリア」にて同一現象が観測されたこと、地球全体へと広がったこと...

 さらにはその原因となった天体の発祥が「ホワイトホール」であり「ブラックホール」と逆の事象でありながら通じている(?)こと...

...を以て、正反対の様でありながらその実繋がっている表裏一体の事象であることを露わにし、

 単なる一面を以て悪としていたものに、廻り廻って反対の様相を呈することを示しながら、父子の確執が徐々に徐々に解かれていく様は感涙必至。


 それを祝福するかの様なヴァン・アレン帯もステキダッタ。


〇最後に

 ロン・パールマン主演の「地球が凍りつく日」(2006) という作品もあるのでね。ご縁と機会があればいずれ・・・

 ではでは・・・


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