ボルケーノ・シティ (2015)

2020年10月18日日曜日

事象現象:地震 事象現象:溶岩流 製作国:アメリカ 舞台:ロサンゼルス

t f B! P L


~プロポーズ大作戦~


〇はじめに

 原題:「LA APOCALYPSE」


 扱われる現象は火山現象ではない。


〇想起する作品

 「アルマゲドン2010」(2010)


〇こんな話

 大地震の前兆か、ロサンゼルスで地震が多発...


 原因は地球のコアの不安定化で、ロサンゼルスだけでなく世界各地の断層がしっちゃかめっちゃかに...


 そんな中1人の男が立ち上がる...


 俺はこの指輪を届けなければならない...


 あの建物のどこかに取り残された彼女へ...



〇対策

 爆撃で地球(ロサンゼルス?)に穴を空け、内部の圧力を抜いてやる?


 現象とその解消に対する具体的な説明が何も為されないのでよくわからなかったというのが本音。


〇ナニカ

 舞台となるロサンゼルスだけでなく、世界中どこもかしこもアポカリプス。地球内部から溶岩(マグマ)ダダ漏れ、移送中(?)の囚人もダダ漏れ。日常が崩壊し、今までの常識が全く通用せず、法や秩序が機能しなくなった世界...


 今まで構築してきたシステムが、築いてきた関係が無に帰そうとする世界において、彼らは何故何の意味も為さないはずの、プロポーズを完遂しようとするのか?...市民の救出を最優先に掲げるのか?...親父を捕まえようとするのか?...赤の他人に手を差し伸べるのか?...といったところがテーマだろうか。

 ただ...、これを描きたいがためにわざわざ創り出された関係性というのが露見してしまっているため、彼らを突き動かすナニカが、彼らの内部にあるものではなく、外部から垂れる見えない糸になってしまっており、ドラマとしても面白味が感じられないのが致命的。この作品はホントにつまらなかった。



〇最後に

 これ主人公はボクサーであるってことを言ってたんだね。


 最初気付かなかったよ・・・この設定終始どうでもよかったし。


 ではでは・・・



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