~Nicolas Cage~


〇はじめに

 A cage



〇想起する作品

 「コン・エアー」(1997)
 「スピード2」(1997)
 「ダブル・チーム」(1997)
 「スネーク・フライト」(2006)
 「ランペイジ 巨獣大乱闘」(2018)
 「HUNTER×HUNTER」


〇こんな話

 CageのCageによるCageのためのCage



〇Cage遊び

 ブラックジャガーを捉えようと張り込んでいたところ、超超超珍しい100万ドルの値がつくホワイトジャガーが喰い付き、ごきげんだぜぇ~珍獣ハンターCage。


 無事捕獲に成功し、あとは目的地へと向け快適な船旅を満喫するだけのはずが、航行ルートの変更と招かれざる同船者の存在に、不機嫌だぜぇ~珍獣ハンターCage。


 船長?とお客(Cage)との契約に関するやりとり...厨房の中におけるコックと食材との攻防...また厨房の外(食事に訪れた人)との攻防...檻(Cage)に入れられ手錠に繋がれたテロリストと監視役...Cageに入れられた動物たちを世話する自らもCageに入れられ兼ねない罪を犯している珍獣ハンターCage...


 その場や立場における優位性を存分に楽しんだところでその境界線を抹消し、狩る者が狩られるモノへ、食べる者が食べられるモノへ、食材を調理する者が食材へ、とする逆転劇を、航行を成立させるべく船内及び船員の役割で演出していく様は実に見事で...


 また、一見「ニコラス・ケイジ」「テロリスト」「動物たち」という三つ巴の戦いの様相を魅せていてその実...、

 テロリストが入れられたCageと、猛獣たちが入れられたCageが開放されたことで、逃げ場の無いCageとなった船内において、Cageが動物たちをCageへと保護しながら、時にCageがCageに捕らえられながら、問答無用に殺戮を繰り返すテロリストとCageに囲まれながら攻防を繰り広げる...

...といったように、この話の主役は飽くまでもCageとCageたちだとするメッセージを前面に押し出してくる気概にはもう感動を通り越してお腹が痛い。素晴らしかった。


Nicolas Cage in a Cage


〇最後に

 この監督ニコラス・ケイジ好きすぎだろ・・・

 ではでは・・・


このブログを検索

Wikipedia

検索結果

アーカイブ

QooQ