~大気の循環~
〇はじめに
「壊滅暴風圏」シリーズの「カテゴリー6」と「カテゴリー7」とは何の関係も無い。
「インデペンデンス・デイ」(1996)
「サイレント・ワールド2011」(2010)
「ジェットストリーム」(2013)
「カリフォルニア・ダウン」(2015)
「カリフォルニア・ダウン」(2015)
〇こんな話
各地で小さな竜巻が合体して大きな竜巻になる被害が多発。
気象学者と副市長夫婦が現象の解明と解消に奔走する。
〇対策
ロケットを飛ばして、高度11000mにヨウ化銀を撒いて~、いやいや高度20000mにドライアイス(二酸化炭素)を撒いて~、人工降雨で解決だ!!
〇同じ空の下に住み同じ空気を吸っている
気象学者と元消防隊員現副市長の夫婦、子どものいない夫婦と姪っ子、姪っ子と現消防隊員、消防隊員のOBと後輩、ニューヨークに染まった男とニューヨーカーに憧れる少女...
直接的ではないにしろある争えぬ血や、同じ組織における慣習だとか流儀だとか諸々根付いている受け継がれているナニカに始まり、
航空無線、ビデオ通話、携帯メール、ビリビリ電気の伝導、旧世代の無線などなど、各所に人と人とを媒介するモノしてきたモノがそこかしこに散りばめられている。
また、如何なる現場にも即座に駆けつける野次馬いや報道に命を懸けるリポーターの中継映像を通して、さらにはTVの中と外を行き来する人間を描くことで、各地の事象及び現象が全て同一世界のものであるとする試みが徹底されている。
アメリカで発生した大赤斑を解消したらフランスで大赤斑が発生する...
同じ空の下で同じ空気を吸っている者たちの確かな繋がりを見据えさせた先に、原因それ自体は局地的なモノでは決してなく付け焼刃な方法では~と、地球全体で考えていかねばならない温暖化問題へと昇華させる作りが実に見事だった。ストップ温暖化!!
ではでは・・・
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