~何もしなければ何も起きなかった~
〇はじめに
この人あれだ、「ソーラー・ストライク セカンド・メルトダウン」(2006) でキャスパー・ヴァン・ディーンの彼女役だった人だ。
〇想起する作品
「インディ・ジョーンズ」シリーズ
「トゥームレイダー」シリーズ
「ハムナプトラ」シリーズ
「壊滅暴風圏 ファイナル・カウントダウン」(2008)
「壊滅暴風圏 ファイナル・カウントダウン」(2008)
「グランド・クロス レボリューション」(2010)
確信犯的に絶妙なアシストをかました2人は後に被害者気取り。世界の滅亡を防ぐため立ち上がるのだった...
〇こんな話
博物館に強盗が押し入り死海文書を盗んでいく。その際まるで強盗犯を手助けするかの様に、嵐の神バアルの銅像が駆け付けた警備員に向かって倒れてくるのだった... 強盗の首謀者はシュメール文明の謎に憑りつかれたスタンフォード博士。古代の神で嵐を司るバアルを復活させるため、各地に封印されたメダルを発掘することが目的だった...
博士の犯行を知り、バアルが破滅の神であると知りながら主人公リーと言語学者キャロルは博士をアシスト。順調にメダルを発見していくのだが、その封印を解く度に上空に嵐が発生・拡大し、人々を襲い始める...
〇何かせずにはいられない
シュメール文明を狂信盲信するあまり、強盗までして死海文書を入手し、嵐の神バアルを復活させようと目論む、余命いくばくも無いスタンフォード考古学博士。 古代文字に精通し、鍵となる古文書をスラスラと読み解き全力で博士を後押ししてしまう、その界隈の第一人者である言語学者キャロル。
スタンフォード博士を支援する財団の人間で、博士と親交があり自身も何かとシュメール文明に精通している、これまた絶妙なアシストをかましてしまう主人公リー・ヘルム。
奇抜且つ独自の目線で気象観測を行っており、核爆弾の力を過信しているペーニャ博士。
一番分別があり一番常識人な気象観測所の方々...
神と人、理解と信仰、科学と疑似科学、人為的と自然的と超自然的、常識と非常識、現在と過去、現代人と古代人、ホワイトカラーとブルーカラー、最新機器と遺物、法と法外、繊細と豪快...
謎が無いなら創ればいい。勝手に創り出しなるべく多くのモノたちを巻き込みながら勝手に大きくしていく謎(被害)に対し、これまたあらゆる人員あらゆる知識あらゆる技術を総動員し、あらゆる角度から解明が試みられ、ピタリとパズルのピースがハマっていく様にはもう大興奮。
何もしなければ何も起こらなかったって?、いや何かせずにはいられなかった浪漫がそこにはあったのだよと開き直る、いや説得力のある超超超スペクタクルドラマにあなたもきっと目が離せない!!
〇最後に
安定のポール・ジラー監督。後継者はおらんのか・・・、もっとこういう作品くれええええええ!!
ではでは・・・
ではでは・・・
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