~主人公級はマスク免除~


〇はじめに

 勝手に「デイ・アフター・トゥモロー」シリーズにもコロナの影響が。ただ勝手に前作とはプロットは何も変わっておらずなんもおもしろくない。



〇想起する作品

 「サイレント・ワールド」シリーズ
 「デイ・アフター・トゥモロー」(2004)


〇こんな話

 氷河期で凍えて死ぬか、未知のウィルスに感染して死ぬか。



〇サイレント・ワールド亡き今

 世界中で未知のウィルスが猛威を振るい日常生活が完全に停止。治療薬の開発もままならない中、様々な異常気象に見舞われ文明は崩壊の一途を辿ろうとしていた。そんな中元凶である大氷嵐の発生原因を突き止め、災害を阻止すべく科学者たちが立ち上がる。


 北極観測基地の科学者曰はく、温暖化(?)による氷河の溶解と、マッケンジー川の新たな支流の形成によって、北極海(海水)に不安定な真水が大量に流入したことが原因であるという。このままだと極渦が発生し大氷嵐をバックアップ、ヤンガードリアス期(氷河期)へとまっしぐらだと語気を強めるのだった...


 だからなんだ?と、氷河期突入をどうやって防ぐのか?そのためにどういった対策をとるのか?、といったことは早々にそっちのけで、氷河期が迫る極寒の世界の中、治療薬を安全地帯へと運ぶこと、そしてパンデミックの影響もあり離れ離れになっていた中々会う機会が作れなかった家族と再会し生き残ること、良く言えばロードムービーの様相が絶対のメイン。

 何かとテキトウに問題を起こしてはホントにテキトウに解決していく、ただやってる風を醸し出すだけのテキトウな物語は数ある勝手にシリーズに引けをとらないが、これはこれで嫌い嫌いが分かれるところだろう。


 しかし前作同様、吹雪いているにも関わらず車に雪が積もっていなかったり、道路はしっかりと除雪されていたり(いやブラックアイスバーンだ!!)、同じ場所でもシーンが切り替わる度に天候や諸々のコンディションが急変する様は、「サイレント・ワールド」シリーズが頓挫した今、数ある勝手にシリーズの中でもこの「デイ・アフター・トゥモロー」シリーズだけができる所業であり必見。是非とも自分の目で確かめてみてほしい。



〇最後に

 勝手に「アルマゲドン」シリーズもそうなんだけど、同じプロット使いまわしてるだけだから何も面白味が無くなってきてるんだよね。このタイプじゃないの持ってきてほしいなぁ~(切実)。まぁ次も出たら観ちゃうんだけどさ~・・・

 ではでは・・・

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