~やってる感の追究~
〇はじめに
人類収穫祭とか赤い植物とかの画作りからあからさまに「宇宙戦争」(2005) をベースにしてる。自由の女神は出てこなかったと思う。
「アライバル 侵略者」(1996)
「インデペンデンス・デイ」(1996)
「インデペンデンス・デイ」(1996)
「ディープ・ショック」(2003)
ではでは・・・
「宇宙戦争」(2005)
「バトルフィールド TOKYO」(2008)
〇こんな話
ベースは「宇宙戦争」(2005) で、だいたい「アライバル 侵略者」(1996)。〇如何にやってる感を出せるか
火星よりUFOと見られる超高速飛行物体が地球に飛来。厳戒態勢を敷き喜んで出迎えた人類の呼びかけに一切応じることなく、突如侵略が開始された... 基本演者たちのドアップ顔芸にリアクション芸、ダラダラダラダラそれっぽい台詞のオンパレードにより基本室内屋内でお送りする、全容を見せないで本当はやっていないにも関わらず如何にやってる感を出せるかを追求した作品。
条件が揃えばいつでもどこでも誰でも手軽に情報を受信発信でき、今までできなかったことができるように、また見えてこなかったものが見えてくるようになった昨今の情勢を踏まえようとする心意気は買いたいが、
そういったお得意の時代の潮流を汲もうとする、取り入れようとする試みが、彼らにはいったい何が見えているんだ?、と鑑賞者の目線との乖離が如実に現れてしまう劇中の「見せない...見せられないよ(>_<)」の乱舞により、今作では仇となってしまっているのが可哀そう。
全く想定外な事態に陥ろうとも、専門外の分野であろうと、なぜかピタリとハマる代替物どころではないジャストミートな情報や道具が瞬時に入手・用意できてしまう超絶ご都合主義はいつもいつもなご愛嬌なのだが、最近の類似作品は全部同じに見えるレベルで同様のやり方を多用してるのでもうクタクタ・・・疲れたよ・・・
〇最後に
何か、ナニカ新しいモノがあるんじゃないかと期待してまた観るし、いくらでも観られてしまうんだけど、そろそろホントに頼むよ。ではでは・・・
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