ダーク・タイド (2012)

2020年11月28日土曜日

2012年の作品 題材:シャーク・ケージ・ダイビング 動物:サメ

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~本物のサメ!!~


〇はじめに

 ジャケの赤いビキニは一回も出てこない( ノД`)シクシク…



〇想起する作品

 「ブルーサヴェージ」(2004)
 「最高の人生の見つけ方」(2007)
 「エベレスト3D」(2015)
 「ザ・ブリザード」(2016)
 「海底47m」(2017)


〇こんな話

 サメと一緒に泳ぎたいかぁ~\(◎o◎)/!



〇ホンモノ

 サメの繁殖の実態をサメと一緒に泳ぐことで解き明かそうとするドキュメンタリー映画を製作中、不慮の事故により絶大の信頼を寄せる同僚をサメに喰い殺されてしまい傷心してしまったケイト。


 以降
サメとは関わろうとせず、亡き同僚の妻が経営するオットセイツアーの仕事に携わるも観光客からは人気無く、お店も借金まみれで八方塞がり。商売道具の船も差し押さえられそうで、お金が喉から手が出るほどほしい。


 そんなところに事故以来距離を置いていた夫が大金を得られる仕事を持ち掛けてくる。依頼してきたのは大富豪の父子で、ケージの中からではなく外へ出て一緒にサメと泳ぎたいのだと言う。その父子もまたちょっと複雑な問題を抱えていて...


 
サメとは(正確には海ということになるのかな?)乗り越える壁であり...払拭すべき過去であり...繋ぎとめたい絆であり...勇気の象徴であり...と、それぞれに捉える視線や抱く感情があり、その理想先行での実像との相対(齟齬)を以て人間ドラマを惹き立てる目論みなのだろう。

 悠然たる彼らの姿の前で露わになっていく、また彼らにより反映される人間の業がもたらす悲劇として魅せる上で、サメの映像が本物であることが何よりの強みとなっている。


 しかしサメ云々の前に、劇中の人物たちの言動が支離滅裂で共感性皆無なので、どうも馬鹿馬鹿しく感じてしまう。本物の映像へのこだわりがもたらした厳然たる自然の姿が、劇中の人物の理想の前にではなく、作品自体が掲げていた理想の前に立ち塞がってしまった結果なのでは無いだろうか...。そこがただただ残念だった。



〇最後に

 ジャケの赤いビキニは一回も着てない_| ̄|○



 ではでは・・・

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