~海底ケーブルとメガロドン~
〇はじめに
原題:「SHARK ATTACK 3: MEGALODON」 3だよ!!
「ジュラシック・パークⅢ」(2001)
「シャーク・ハンター」(2001)
「ディープシャーク」(2003)
「ブルーサヴェージ」(2004)
〇ネットワーク
観光客で賑わうビーチで監視員をするベン。毎夏、毎日、毎朝のルーティンなのだろうか、カフェ(バー?)の女性店員に色目を使われながらいつものコーヒー2つをにこやかに受け取り、ナンパ三昧で女性をとっかえひっかえしているらしい友人を冷やかしその女性を品定め。また顔馴染みのヘリのパイロットにコーヒーを1つ手渡し、どうやらそのお客とも顔見知り...
わざわざいろんな場所を巡る自身の遅刻にも関わらず、待ちくたびれて寝てしまった相棒にバッグを投げつけ挨拶とし、いつものコーヒーとコーラの交換を終えたところで、いざ監視の仕事へとボートを沖へと走らせる。のも束の間、港の噂で聞いたというロブスターがとれるダイビングスポットへ潜りに行くという...
監視の仕事そっちのけで潜っていたところ、ズタズタの海底ケーブルを発見し、そこで見知らぬサメの歯を入手する。インターネットで調べるもその歯の持ち主を特定できなかったため、ネット掲示板に写真を載せ情報を募ることにした。
その投稿を閲覧した古生物学者のキャットはすぐさまベンの下へと飛んでいき、絶滅種のはずのメガロドンのモノであると確証を得るや否や、携帯電話で胸好きと尻好きの変態2人を呼び寄せる。
ベンはビーチという場において、監視員と観光客、店員と客、友人、同僚、上司と部下、と様々なネットワーク(コネクション)を構築しており、そのフェイストゥフェイスな関係がインターネットという代物により広がる可能性を見出させている。さらには携帯電話でもまた...
その恩恵の裏には海底ケーブルの存在があり(...携帯はどうなんだろ?)、それは世界中の人と人とを結びつける可能性を秘めたモノであるわけだが、この繋がりを示すモノの象徴の弊害としてメガロドンを同期させることで、誰にでも忍び寄り得る絶望の想起はあたり前田のクラッカーに、過去(メガロドン)と現在(ヒト)とを結ぶ未来への想起もほんのちょっぴり織り交ぜ、またメガロドンにもそのネットワークは適用されるのでは?...と諸々の問題提起を促そうとする様は頑張ったと思う。
〇小ネタ
トム・クルーズに似てる~
なんか見覚えある人だと思ってたけど、「トーチウッド」の人か~
〇最後に
2作目もご縁があると良いなぁ~。ではでは・・・
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