ブルーサヴェージ セカンドインパクト (2005)

2020年11月25日水曜日

2005年の作品 動物:サメ 舞台:ビーチ

t f B! P L

~行動してみないと~


〇はじめに

 原題:「SPRING BREAK SHARK ATTACK」
 劇中の表記:「DANGEROUS WATER:SHARK ATTACK」

 勝手に「ブルーサヴェージ」(2004) の続編にされてしまった。



〇想起する作品

 「シャークアタック」(1999)  「ディープシャーク」(2003)


〇こんな話

 ビーチにイタチザメの大群が...



〇行動の結果と弊害

 人工珊瑚を設置したことでイーストポイントという有名どころを押し退け超人気ビーチに躍り出たシーガル・ビーチという場所が舞台。そこではシーズンになると観光客(パリピ)が大量に押し寄せ、毎日どこかで盛大なパーティが開催され酒池肉林(誤用)だそう...


 箱入り娘のダニエルは、地元を飛び出し余所の大学へと進学した友人2人からそのビーチへと誘われ、了承を得ようと両親に相談してみるも案の定反対されてしまう。父親の私生活への過度な干渉に嫌気が差していた彼女は、その抑圧に対する反抗から内緒でビーチへと足を運ぶ...


 そのビーチの近くには兄のチャーリーが働く海洋研究所があり、彼は人口珊瑚により観光客が増え地域経済が潤い始めた裏側で、シーガルビーチ近海の生態系が壊れ始めていると警鐘を鳴らす。アオウミガメの数の激減が意味するのは、天敵であるイタチザメの増加であり、観光客にも危険が及ぶ可能性があると...


 そんな兄を尋ねに行った際、運命的な出会いを果たしたのがシェーンという男の子。彼は母が女手一つで切り盛りする釣り船のレンタルショップを手伝い、空いた時間は別の場所でアルバイトに励む苦学生である。


 今シーズンは人工珊瑚の恩恵に預かりお店は大繁盛の様で、嬉しい悲鳴を上げると共に彼自身の夢へと向け大きく前進が期待できそう。現状を嘆くだけの自分には無い、明確な目標を掲げる彼にダニエルは次第に惹かれていく...


 人工珊瑚の設置による人間の恩恵と、その裏にある生態系の破壊...

 人気急上昇のアゲアゲシーガルビーチと、低迷しお客を根こそぎ取られ歯がゆいイーストポイント...

 パーティのお誘いと、盛大に広まるパーティの噂...

 ライバルビーチの仕掛け人の思惑と大惨事...

 取ってつけたような6つの連動するサメ撃退装置...

 ダニエルの父への反抗と自省を、友人関係に恋愛模様はもちろん、何かしらの想定を踏まえ起こした行動によってもたらされる、目論見通りの結果と予期せぬ弊害を通して描くことでのティーン映画の様相は普通に面白い。



〇最後に

 この2人ちょっとあぶなっかっしいけど、ダニエル想いの良い友人だったよね。父親があそこまで毛嫌いする理由がよくわからんのだけど、実際に被害にあってるのがその証明になるのかな。まぁ親にしてみればなるだけ危険から遠ざけたいってので十二分か。


 ではでは・・・


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