グレート・アドベンチャー (2017)

2022年7月14日木曜日

2017年の作品 ジャンル:アクション 製作国:チェコ 製作国:香港 製作国:中国

t f B! P L

~泥棒さんと刑事の友情~


〇はじめに

 ジャン・レノ演じるピエール刑事をもうちょい掘り下げてくれると銭形とルパンの様な関係性をより楽しめると思うんだけどな~。ジャン・レノ補正がかかるから問題無いっちゃないんだけど・・・



〇想起する作品

 「ルパン三世」
 「オーシャンズ」シリーズ
 「ミッション:インポッシブル」シリーズ
 「スマート・チェイス」(2017)


〇こんな話

 だいたい「ルパン三世」な「オーシャンズ」「ミッション:インポッシブル」。



〇敵同士だけど

 17世紀にスペインから中国へと送られたとされる宝飾品(首飾り)ガイアは、その際 “森の瞳” “命の翼” “魂の泉” の3つのパーツに分けられ密輸され、その後なんやかんやあったか定かではないが、現在はそれぞれに所有者がおり別々に厳重に保管されているという。


 怪盗ダンは、そのうちの1つ 
“森の瞳” をルーブル美術館から見事に盗み出して魅せるが、何者かに仕掛けられていた策略により御用、豚箱へ。5年後出所した彼は自身をハメた人物を特定すべく、腐れ縁のピエール刑事を筆頭に様々な包囲網が敷かれる中元凶のガイアを完成させようと試みるのだった...


 「オーシャンズ」シリーズや「ミッション:インポッシブル」シリーズの様な軽妙さやスリリングさを見どころとしているのはもちろんなのだが、

 泥棒さんのダンとピエール刑事の立場上敵対関係にありながら、互いの
流儀や信念を感じ取れるまでの腐れ縁故に、ある種のリスペクトや信頼関係が構築された、まるでルパンと銭形の様な関係性の攻防と共闘を楽しむ作品だろう。「カリオストロの城」は意識してると思う。


 ただ...、彼らが実行する作戦において生じ得るハプニングの扱いが、二の手三の手を用意していたことでの軌道修正というよりも、それこそが正規ルートだったと見えてしまうところはネック。舞台の設定から逆算された計画ではなく、彼らの作戦ありきで整えられた舞台であると因果が逆転してしまってはやはり緊張感は薄れてしまう。

 まぁ普通に面白いので気軽に~。



〇最後に

 あとジャン・レノのお腹が大分気になる。健康体だといいけど・・・


 ではでは・・・


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