~みんな呑気でおバカ~
〇はじめに
ジャケの大爆発のイメージと「マキシマム・ブレイク」というタイトルに釣られて借りてみたんだけど、巷では「女囚プリズン2006」と副題がついていてナンダコレ・・・(。´・ω・)?
〇こんな話
武器取引という本業を疎かに人身売買で稼ぐ極悪非道組織をたった独りで壊滅させる男の物語。〇背徳感を感じられるかどうか
武器密売組織のボスであるヴコフ(ウブコフ?)将軍は、アラブの商人ととある爆弾の取引きで大詰めを迎えていたが起動コードがわからず(コードって何?状態で)てんやわんや。なんやかんや主人公の妻に白羽の矢を勃てるのだった... 組織は武器の取引きだけでは運営が厳しいらしく、人身売買によってその費用を賄っており(本末転倒では?)、こちらもなんやかんやある...
基本部屋から部屋の瞬間移動で、お外に出たとしてもどこかもわからない森の中。でもお目当ての場所へと絶対に通じているから心配ご無用。
相手取るのがCIAが追っているらしい組織で国際指名手配犯にも関わらず、大層な地下シェルターから小っちゃな木箱出しただけ健全な男児の協力だけでセガール以上にバックアップ無しで単身突っ込んでイっちゃうけどこちらも全然大丈夫。
人身売買される女性たちと同様に幽閉される妻と救出に向かう夫とが併行して描かれていく割には、互いに急ぐわけでもなく特に急かす存在がいるわけでもなく特に何が起こるということもまたほとんどなくで終始滅茶苦茶呑気だし、当事者以外事件の全容を追いかけている者がおらず知る由もなくこれから知ることもない要は何も無かったことと同義だから。
途中からボスが髪型イジってイメチェンしてみたり、スーツ姿だったアラブの商人がターバン巻いてきたりで誰が誰だかわらかなくなるのだって全く以てモーマンタイ。
そんなことよりもセクシー路線の映画にも関わらず、より背徳感を感じさせるべきジャンルの作品にも関わらず、女優さん方を綺麗に美しくそして淫靡に魅せてさしあげようとする意志をあまり感じないことの方が大問題ではなかろうか。
女性を商品として扱いながら品定めの段階においてどこの部位をどの様にどの程度見定めるのかという基準がバラバラでそれぞれの女優の扱いが異なるのが気がかりで、脱ぐ女優と脱がない女優が分けられているのかと思えば全然そんなことはない。
また男が見る女と女が見る女の視点や視線の違いが見出されることも特に無く、今この状況だからこのシチュエーションだから魅せられる要素が放棄されてしまっている。セクシー方面においてもちょっと残念な出来だったよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿