~あり得た未来~


〇はじめに

 原題「SUPER COLLIDER」でありジャケットはブラックホールを連想させるけど、粒子加速器における諸問題どうのこうのは余所に、独りの男のドラマがメイン。そしてブラックホールは・・・



〇想起する作品

 「フラッシュフォワード」
 「ブラックホール」(2001)
 「スライド」(2004)
 「ザ・グラビティ」(2013)
 「シン・アルマゲドン」 (2016)
 「リディバイダー」(2017)


〇こんな話

 粒子加速器暴走並行未来世界出現。



〇今ここにある幸せ

 無限のしかもクリーンなパワーが供給可能になるという、10年の開発期間を経た粒子加速器の運転が開始されようとしたその時、突如研究所内の時計と外部の時計にズレが生じ始めまもなく町は爆発と爆風に包まれた...


 研究責任者ヴィクター博士は、次の瞬間見覚えの無い場所で目を覚ます。段々と明らかになるに眼前に広がる荒廃した世界は、加速器運用4年後の並行未来世界であった。幸せだったはずの家庭も崩壊しており、彼は世界を修復すべく奮闘する...


 妻と娘との折角のおでかけでは常に時計を気にしており、お買い物へと送ったは良いが帰りはタクシーで帰らせる心積もりで、当日になって尚娘のジェシカのサッカーの試合時間さえもまともに覚えておらず、妻からの入用のメールは仕事を理由に無視を決め込む。

 夫であり父でもあるヴィクターが、そんな現状の先にあり得た未来を経験したことで自身のこれまでの行いを、今ここにある幸せを見つめ直すお話がメインであり、ジャケットの粒子加速器暴走でブラックホールわ~いわいなSFを期待するとかなり肩透かしを食らうことだろう。気を付けられたし。



〇最後に

 またこの手の並行世界未来世界ブラックホールブーム来ないかなぁ~。当時の粒子加速器の様な地球滅亡危機ネタ何か無いんか。あったらあったで不安になるんだろうけどさ。

 ではでは・・・


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