~海洋汚染~
〇はじめに
蟹じゃなくて蜘蛛で、え~っとザラタンって!?
〇想起する作品
「パーフェクト ストーム」(2000) 「第7鉱区」(2011)
「海にかかる霧」(2014)
「X-コンタクト」(2015)
「アイスブレイカー 超巨大氷山崩落」(2016)
「ザ・ブリザード」(2016)
「ラスト・ドア」(2018)
「シー・フィーバー 深海の怪物」(2019)
〇こんな話
化物蜘蛛の正体は台湾が抱える諸問題を結実させたものということで??〇台湾が抱える諸問題
妻がお産の最中ですら海難救助の現場に駆け付ける使命感に燃えていた男ジエは、その正義感を暴走させたが故に自身の身を案じてくれた隊長を死なせてしまい、また彼の助けを一番に必要としていた妻を死なせてしまい看取ることすらできなかった。
その事件を機に5年もの間抜け殻になってしまっていた彼だが、娘の幸せのためにと一念発起。義父が船長をしている漁船に乗せてもらうことになるのだが、因縁然りブランク然りで船員たちは彼を良く思っておらず諍いが絶えない。そんな中捕獲した魚の中にとあるクモが混ざっていたところから事態は混迷を極めていく。
日本同様島国である台湾において漁業はどのような位置づけなのだろうか。そんな漁業という産業の衰退は現実に直面している問題なのかどうなのか。漁村が抱える貧困問題は、第一次産業でありながら受ける差別は、その脱却にと手を染める副業がさらに産業衰退の最たる原因になってしまっているという悪循環は・・・。また男社会が主たる世界において女性は・・・。
モンスターパニックという路線はしっかりと抑えつつも、おそらく主たるテーマは台湾が抱える諸問題の顕在化。解決の糸口は至極見えにくいが、投げかけられた問題をどのように受け止めることができるだろうか。
Chia-Yen Ko をもうちょっと追いかけたい
ではでは・・・
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