ザ・トランスフォーム 地球外機械生命体 (2018)

2021年4月4日日曜日

2018年の作品 SF:UFO SF:侵略 SF:接近遭遇 ジャケ:巨大ロボ ジャンル:SF 手法:POV 製作国:アメリカ

t f B! P L

~MAKER FRIEND ASSHOLE~


〇はじめに

 原題「HORNET」

 日本版のジャケでより誇張されているものの、このジェームズ・コンデリク監督は以前にも「AGE OF TOMORROW」(2014) という別の作品ありきの作品を撮っているので今回もそうなのだろう。

 「BUMBLEBEE」➡「BEE」➡「HORNET」



〇想起する作品

 「トランスフォーマー」シリーズ
 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」シリーズ
 「感染源 BIOHAZARD」(2004)
 「マジェスティック12」(2010)
 「UFO 侵略」(2011)
 「エビデンス 全滅」(2013)
 「E/T エクストラ テレストリアル」(2014)
 「エンカウンターズ 侵略」(2014)
 「クロース・エンカウンター 第4種接近遭遇」(2014)
 「アライバル-X」(2015)
 「ダークハウス」(2015)
 「チャッピー」(2015)
 「ウェズリー・スナイプス コンタクト」(2017)
 「エイリアン:コヴェナント」(2017)
 「死霊船 メアリー号の呪い」(2019)
 「ディメンション」(2020)

...「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」から流行り始め今やいくらでも量産されているあのPOVホラーの様相。


〇こんな話

 俺たちダチだよな? 私たち友達よね?



〇ダチ公

 謎の光が多数目撃され失踪者が続出する地域で、災害救助緊急援助チームメイト通称CREAT愛称ホーネットなる自律型ロボットの起動及び実地テストを行っていた学生3人組(男1女2)が、突如空飛ぶ円盤と接近遭遇。失踪者が続々と姿を現した。


 失踪者たちは
円盤から放たれる青い光線によって洗脳されており、まるでゾンビの様に3人に襲い来る。予期せぬ形で実践投入されたホーネットはプログラム通り3人を守りながら期待に応える活躍を見せていく。しかしその矢先、青い光線がホーネットに照射されるのだった...


 あの...、ほ、ホーネットさん?


 学生3人はそれぞれにカメラを身に着け自身の視点と同期させており、ホーネットにも諸々のセンサーと共にカメラを搭載。またドローンも飛ばしており、ゾンビ及びUFO及びエイリアンとの接近遭遇をあらゆる角度から詳細に記録していた。

 この彼らが見舞われた真実を映し出していく記録映像のパートと、事後とある一室において学生たちが謎の組織のおじさんに尋問されるパートとを交互に演出し真相へと迫っていく。

 記録映像のみから推し量れる情報と、尋問によって明かされていく映像からは計り知れなかった情報との照会・照合によって為されていく認識の変化。

 男1人女2人がそれぞれに向ける・向けられる視線...3人がホーネットへと向ける視線...ホーネットが3人へと向ける視線...MAKER(S)...???...FRIEND(S)...ASSHOLE!!

 学生及びホーネットに同期した視点と、空間的な俯瞰視点と、時間的な俯瞰視点を交えたからこそ見えてくる境地、そしてその変化を辿ることで際立つ人間とロボットとの、3人とホーネットとの種を越えた、あの「トランスフォーマー」シリーズにマサルトモオトラナイ紆余曲折の友情物語は必見だ。



〇最後に

 「トランスフォーマー」シリーズの人間とバンブルビーとの件ありきで鑑賞してください。

 ではでは・・・

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