~主人公は男の方~


〇はじめに

 この人が主人公。


 嘘です、本当はこの人。



〇想起する作品

 「バイオハザード」(2002)
 「コロニー5」(2013)
 「ジェネシス」(2018)
 「風の谷のナウシカ」


〇こんな話

 地下施設の規模は多分アンブレラ社のモノより数段上。



〇ロキという男の生き様

 致死性のウィルスが蔓延し地上は死の世界と化した。人類は地中深くマントルより下部に超巨大複合施設を建設、生活拠点を地下へと移した。

 ウィルスという脅威が遠い昔のお話になりつつある頃、トンネル・ラットなるテロ集団が出現。人類は新たなる脅威に直面することとなった。


 治安部隊のロキは司令官からの信頼も厚くパイロットとしての腕もピカイチ。しかしある時テロリストと遭遇・交戦し、逃亡を図る一人を追跡中大勢の民間人を巻き込む大事故を起こしてしまう。その後は自暴自棄な生活を送っていたものの、地上行きの任務を請け負ったサッシュの誘いもあり現場復帰。いざ、死の世界へ...


 「特殊部隊 VS テロリスト VS ゾンビ」という三つ巴の様相を呈するのかと思いきや、テロリストは軍上層部が隠蔽しようとしているナニカを示唆するに留まり序盤で姿を消し、

 では、「特殊部隊 VS ゾンビ」でどう話を広げるのかと思いきや、ゾンビたちと出会う前にその正体とやらをぽっと出のモブキャラがご丁寧に説明してくれ、且つそれが軍上層部が隠蔽しようとしているナニカに直結するモノであるという・・・

 特に謎を残さず、というより創らず構築される世界観でいったい何を楽しめば・・・


 地上と地下、軍とテロリスト、請け負った任務とワクチン開発の実態...、その世界における常識とされる事象、出来上がっている図式をひっくり返すというのが大枠にあり、

 軍のエースパイロットで司令官の娘ともチョメチョメ間近だったが、とある失敗から毎日飲んだくれ地下施設の下水処理の仕事へと没落し、またあるきっかけで地上への任務に同行し...、と主人公の動向がそれにそのままリンクしているので、顔は頼りなさそうだけどアクションは中々に魅せてくれるなんだかんだかっこいい主人公ロキという男の生き様を堪能できればいいのではないだろうか。



〇最後に

 変にわからないより、これくらいはっきりとモノ言ってくれた方が楽しめたりすることもあるからね。アクションにはキレがあるし、魅せるってところは明らかに意識してるから、こちらも変に捏ね繰り回す必要はないだろう。結構好き。

 ではでは・・・

このブログを検索

Wikipedia

検索結果

アーカイブ

QooQ