バトル・オブ・チェルノブイリ 危険区域 (2019)

2021年10月3日日曜日

2019年の作品 ジャンル:SF 製作国:ポーランド 歴史・事件:チェルノブイリ原発事故

t f B! P L

~歴史伝達の模索~


〇はじめに

 「S.T.A.L.K.E.R. SHADOW OF CHERNOBYL」というゲームが元になってる作品みたい。



〇想起する作品

 「ストーカー」(1979)
 「ダーケストアワー 消滅」(2011)
 「ジェネシス」(2018)
 「XBLADE」
 「消滅都市」
 「DEATH STRANDING」


〇こんな話

 チェルノブイリ原発事故という歴史を忘れない。



〇忘れないために

 1986年チェルノブイリ原子力発電所事故を受け、政府は原発から30キロ圏内を立入禁止区域【ゾーン】と指定。その状況を利用し極秘研究所を建設した。


 2006年研究所において原因不明の爆発を観測。【ゾーン眩い光に包まれ、所員と軍人の多くが即死した。再三に渡り調査が行われたが、決まって悲劇に終わり原因究明には至らなかった。


 生還者日はく、変異した動物や人間が生息する【アノーマリー】という異空間が発生しており、またその内部において超自然的な性質を持つ【アーティファクト】なる物質が生成されているという。


 【アーティファクト】は高値で取引されるモノもあり、収拾のため危険を省みず【ゾーン】内に侵入する者たちがどこからともなく出現続出し、彼らは【ストーカー】と呼ばれるようになった...


 その他にも【ミュータント】【赤い嵐】【アナーキスト】【スタブロス】などなど用語や設定が盛りだくさんで何が行われているのかさっぱりわからない。


 政府が指定した【ゾーン】内において神出鬼没の【アノーマリー】という異空間ではガスマスクが必須の様だが、事前に装着してから入る者もいれば、入ってから装着する者もいるし、内部で外す者もいるかと思えば、最終的には誰も装着していない。

 そして【アノーマリー】内で生成される【アーティファクト】には皆一様に素手で触り、保管方法が確立していないのだろうか、むき出しのままやり取りが平然と行われている。


 監督はチェルノブイリ原発事故のドキュメンタリーを何作か撮っている方の様で、この作品もまたその
歴史を後世に残すための伝聞のカタチ、伝達の在り方を模索する1つの試みなのだろうか。

 しかし劇中の人物の行動に一貫性が無く、同一事象に関するアプローチもバラバラで法則性が見られないので、扱われている題材に関する線引きが難しく、こちらとしてはどう向き合っていいのかが全く以てわからない。

 ドキュメンタリーがどういったタッチで撮られおり、監督がその題材に対してどのような姿勢で向き合っているのかが見えてくれば、また違った見え方ができるのかもしれないが・・・



〇疑念

 とある場面での戦闘において、


 束ねられた黒いロープをお腹の辺りにつけていて、


 ほどいて使用するんだけど、


 次の場面ではロープが白くなっていて、


 また次の場面では消えており、束ねられた状態で元の位置に戻っている。

 これは【ゾーン】や【アノーマリー】内における特殊な演出か何かだったのかな?


〇最後に

 所々ハチャメチャでよくわからなかったよ。

 ではでは・・・

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