ジュラシック・アイランド (2020)

2021年5月23日日曜日

2020年の作品 ジャンル:アクション 製作国:中国 動物:恐竜

t f B! P L

~劣化コピー~


〇はじめに

 食いしん坊キャラはどこの国でも憎めないのだ。



〇想起する作品

 「天空の城ラピュタ」(1986)
 「ジュラシック・パークⅢ」(2001)
 「センター・オブ・ジ・アース」(2008)
 「ダイナソー・プロジェクト」(2012)
 「キングコング 髑髏島の巨神」(2017)
 「シン・ランペイジ 巨獣大決戦」(2020)


〇こんな話

 大体「ジュラシック・パークⅢ」。



〇コピー文化

 海流に乗って常に移動しており神出鬼没だという幽霊島の場所を、長年の研究により割り出し調査に向かった父親の消息がつかめなくなったという元カノから、大金をチラつかされ捜索及び救助の依頼を受けた金欠男は、瞬く間に幽霊島の場所を特定しとっとと上陸。さぁ冒険の始まりだぁ~...


 ブラキオサウルスが天を目がけて首を伸ばしていたり、Tレックスが走っていたりと、昨今の通説をあからさまに無視している当たり、この作品独自にお話を組み立てたのではなく、「ジュラシック・パーク」シリーズ等の作品をそのままなぞっているのだろう。


...通説がまた変わっているなら話は若干変わるけど。これは許容範囲内なのかな?


 設定から何から基本どこかで観た事のあるものばかりで、しかもそのコピーする対象をよく理解しないままやってるから、クオリティが格段に落ちてるんだよね。時に化ける中国のコピー文化だけど、この作品は悪い方向に出てしまったのではないだろうか。



〇最後に

 同様のコピー作品だった「シン・ランペイジ 巨獣大決戦」(2020) は中々面白かったし、コピー文化はひたすらに繰り返してこそだから、この先どんな作品が出てくるかはやはり楽しみだ。

 ではでは・・・

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