~真実の捉え方~
〇はじめに
ジャケから勝手に想像できるアクションの十分の一も無い。
〇想起する作品
「ボーン」シリーズ 「フラッシュバック」(2019)
〇こんな話
【ブリナー】【ゴラニ】【マリシェフ】【ルプツォフ】【サマリン】【ポルトノフ】【オルガ】【ペトル・コンスタンチノヴィチ】...etc. 全滅したと思われていた部隊だが、1年後(?)記憶が失われた状態の【ルプツォフ】少佐が保護されベラルーシ(?)に連行されてくる。そんな彼の尋問を担当することになったのが【サマリン】と【ポルトノフ】という男性2人とISS(情報安全保障局)所属の【オルガ】という女性で...
最初の取引現場やルプツォフの逃走と追跡において、当事者の目線、スコープ・双眼鏡越しの目視、衛星画像、ドローン、監視カメラ、無線、と1つの現場を多角的多面的に捉える画作りが為されている。
構築されていた1つの真実に、時間的前後関係と空間的大小関係といった奥行きを交えることで、その場その時で誰に焦点を当てるかで見るべき対象によって、見方見え方が異なってくるだけでなく、行く行くは反転し得るというところがポイントなのだろう。
それらを踏まえ話をダダッピロゲルダケダダッピロゲタ挙句の家族という繋がり(愛)への収束は素晴らしかった。
素晴らしかったのだが・・・
単純な慣れの問題なのか、無意識なところにある苦手意識や差別意識なのか、作品にアプローチする上で肝心な、その人物の顔と名前が全く一致していかず、相関関係の構築と把握が実に難解。
作品上話が整理されて行っているのだろう工程は容易に理解できるのだが、人物の把握ができている前提で為される会話、そしてその会話の中で当然の如く出てくる名前に、混乱に次ぐ混乱が生じ混乱を極めていく様はほんとのほんとににしんどかった・・・
ではでは・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿