~それぞれの宝物~
〇はじめに
昆虫にしろ甲虫にしろ外骨格の影響で巨大化できないって話だけど、そんなこたぁ気にしないんだな。これは浪漫だから!!
「スターシップ・トゥルーパーズ」シリーズ
「GODZILLA」(1998)
「サラマンダー」(2002)
「アローン・イン・ザ・ダーク」(2005)
「地獄の変異」(2005)
〇こんな話
あなたにとって、宝物は何ですか? 俺はエメラルド!!〇宝物
1948年、スイスのアルヴェイ岩塩鉱を終業時刻を過ぎて掘削中、定時派とサビ残派の間でひと悶着。今日中に掘り進めたいとサビ残派が主張する箇所を、定時派がサビ残派を投げ飛ばし開通させ万事解決拍手喝采。どころかそこにはエメラルドの鉱脈が広がっていた。しかし喜びも束の間、その穴から巨大○○が這い出てくるのだった... 舞台は代わって現在。奴らの地上への進出を命を賭してまで食い止めた男たちの犠牲も虚しく、またその鉱山を守り抜いてきた者を惨殺し、ズケズケと侵入を試みる愚か者たちが出現。年頃の娘と息子を抱える口喧嘩の絶えない登山ガイド家族を引き入れ仲良く洞窟探検へ赴いていく...
家族との時間を大切にしたいと登山家の夢をあきらめ登山ガイドになった父親。休日や長期休暇はガイドの仕事に家族を同行させ世界中を飛び回っている。お金に困窮するも家族が一緒にいることが何よりも大事。
もっと年頃の青春を謳歌したい、友人とショッピングに行きたい、男の子とデートしたい、おめかししてパーティに行きたい姉。泥まみれになるおしゃれとは無縁のガイドの仕事に嫌気が差している。
良く言えばおませ、悪く言えばむっつりスケベな、オタク気質の進んで父親の仕事の手伝いをする弟。自身の自信と周囲の認識にズレがあることに気付き始めているが今のところ別段問題無し。やたら行動力がある。2階は女性の下着売り場。
気が利く仲介屋の母親。彼女がいなければこの家族は存続していないだろう。フランス語に堪能。
殺しをものともしない悪党連中の企みに巻き込まれる、この多少ギクシャクしている4人家族のドラマを軸に据え、鉱山の掘削、岩塩の採掘、一獲千金エメラルド探検と、地上を跋扈する人間側の都合を前面に押し出しつつ物語は展開する。
地下を這いまわっている巨大○○と相対、地上と地下とに人員を配置しての種の勢力図の逆転の可能性、明らかとなる奴らが人間を襲い来る理由を以て、探検隊間と家族間の誤解と和解、悪巧み軍団と善人家族の対決の顛末へとリンクしていく構図は、それぞれの宝物(もちろんエメラルド)が際立つドラマは実に見応えのあるものだった(白目)。
〇姉ちゃんでかい
弟君はきっとこれで拗らせてる。
〇最後に
唯一の生存者が鉱山を守っていた人間だと思ってたけど、エメラルド埋まってるで~って悪党に教えた方が生存者だったのが一番のビックリだったよ。まぁそうじゃなきゃ彼らは知り様が無かったわけだけどね(⌒▽⌒)アハハ!
ではでは・・・
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